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ポテチの好きな映画についてと感想

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The Sixth Sense 1999

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1279538898

M・ナイト・シャマラン監督作品「シックス・センス」について

マルコム・クロウは、第一線で活躍する小児精神科医で、
多くの子供を心の病から救ってきた。
あるとき、マルコムのもとに10年前の少年期にカウンセリングを施した
ビンセントという青年が現れ、「自分を救ってくれなかった」となじられ、
銃で撃たれてしまう。そして直後、彼が目の前で自殺したことで、
実はビンセントを救えていなかったことを思い知らされる。

1年後、マルコムと彼の妻との間には隔たりが生まれていた。
妻は別の男とささやかな愛情を育み、
それに反して自分は省みられずに苛立つ日々が続き、
自信を失ったマルコムは苦悩と悲しみに暮れていた。
そんな中、マルコムはビンセントに良く似た少年、
コール・シアーを担当することになる。
コールを救うことができれば、ビンセントを救えなかった自分をも救えるかも。
必死になって受け入れて貰おうとするマルコムに、コールはやがて心を開き、
隠していた秘密を打ち明ける。
コールには、死者が見えてしまう「第六感(霊感)」があり、
ずっと怯え続けていたのだ。
この能力のために、
コールは学校中の生徒や教師からは「化け物」と異端児扱いされ、
事情を知らない母親ともすれ違い、うまくいかなくなっていた。
当初は懐疑的だったマルコムも、やがてコールの言葉を受け入れるようになり、
死者がコールの前に現れる理由を共に探り始めるようになる。


この主人公が言うように、幽霊って何かしら目的を持って、
普通に生きているように存在しているのが主だと思いきや、
ただそれを把握していない困ったのも居て、
どうしていいのか分からないまま、
ずっとフラフラして漂うのみの者。なんだか気の毒でなりません。
終わりがなく、好転することなくそのままキープだなんて、
考えただけでも恐ろしい。
霊感少年と小児科医は出会えて、お互い脱することができて、
良かったなと思います。

ただ、個人的に小児科医の元妻の店で働く若い男がどうも胡散臭い気がして....
元妻と好い感じになったその男と寝たとたん、
豹変、実は連続猟奇殺人犯であった。
のちのち暴力的になって殺されそうになるところを、
小児科医が羽交い締めて、
ある程度に力をコントロールできるようになった霊感少年が、
法力みたいな力でガツンとやっつけ、地獄に堕とすといった
連係プレイで元妻救われるみたいな、
映画「ゴースト」よろしく、
ちょっとありかなと思ったのでした。


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Smokin' Aces 2006

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1279457707

ジョー・カーナハン監督作品「スモーキン・エース」について

ここのところ現実逃避の気が再発したのか、また映画をよく観ます。
しかもノアール系、マフィアとかギャングとかでの激しいアクションもの。
緊張感がバリバリなハズなのに、なんか抜けてる殺し屋とか
クールなはずなのに凄く人間臭いとか、そういうのに最近手を出しています。
そして今回は「スモーキン・エース」。

話の発端は通称「エース」といわれるラスベガスのマジシャンが
あるマフィアを裏切るところから始まります。
彼の潜伏先のゴージャスなホテルに、
マフィア壊滅に向けて彼に証言させるべく保護するために乗り込むF.B.I.や
賞金目当てに世界中から集まった殺し屋が続々と向かい、ドンパチドンパチ
壮絶なバトル・ロワイヤルへと発展していくのですが、
最後のあっけにとられる顛末が待っていて、少し切なかったりします。
冷酷非情なマフィアの人や殺し屋さんも人間なんだなとか、
結果のためには手段を選ばないお国の役員たちの冷酷さが逆に怖いなとか、
なにはともあれ、出てくる殺し屋さんたちがそれぞれクセがあって
人間群像劇としてとても面白かったけど、せっかくだったら
香港映画などで味に肥えてしまったせいか、もっとアクション・シーンで
凝った演出があったらもっともっと面白かったのにな〜と思ったのでした。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1279457803

それにしても、女の殺し屋役になっていたアリシア・キース。
こんなに美しかったでしょうか!?
もっと彼女のアクション・シーンが特にあったら賛辞を贈ったのに、
実にもったいないです。
あとさり気なく私の好きなラップのコモンが出演してて、惚れ直しました。
ちなみに、アリシア・キースの一番好きな曲は
"You Don't Know My Name" です。


To Wong Foo, Thanks for Everything! Julie Newmar 1996

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1279438339

映画「3人のエンジェル」について

ドラァグ・クイーン・コンテストのN.Y.地区予選を勝ち抜いた
エレガントなノグジーマとマッチョでポップなヴィーダ。
2人は、ハリウッドで開催される全国大会への出場権を手にした。
世話好きのノグジーマは、優勝を逃して泣いていた半人前のチチを
一緒にハリウッドに連れていき、美しい蝶にしてやろうと提案。
2人分の航空券を売ってポンコツの雰囲気あるキャデラックを手に入れて
3人は西に向かって旅立った。

ネブラスカ州に差しかかったところで、職権を乱用して
不埒な行動に及ぼうとしたドラード保安官をノックアウト。
相手が死んだものと思い込み、あわてて逃げる。
しばらくして車がエンコし、親切なヒッチハイクで知り合った青年のお陰で
3人は田舎町スナイダービルにたどり着き、車の修理が終わるまで
町に滞在することに。

町の人々は、都会から来た “デッカイ美女" たちを物珍しそうに眺め回す。
町の女たちはヴィーダの手ほどきで化粧をし、
ノグジーマのセンスできらびやかな60年代ファッションに変身。
そんな感じでこの3人の闖入者に刺激されて、
町はにわかに活気を取り戻す。

3日が過ぎて車の故障が直り、3人は町を去ることにした。
その日は町を挙げての「イチゴ祭り」の日。
その最中、ドラード保安官が町に乗り込んできた。
「彼らは変態のゲイだ!」と叫ぶ彼に、
イチゴをテーマにしたファッショナブルで真っ赤な衣裳に身を包んだ
町の人々が一丸となって立ち上がり
「それのどこがいけないの?」と3人を守って追い返した。
やったーという感じで、3人は町の人々と陽気に騒いで、
惜しくも町を去っていく。


映画「プリシラ」のアメリカン・ドリーム版って感じです。
「ドラァグ・クイーン」という特殊な存在が世間に対して、
「プリシラ」は3人の珍道中を通じて、さまざまな人間の業や
人生模様を感じさせる現実感がリアルに描かれていたのに対して、
こちらは良い意味でのステレオタイプなオカマっぷりが通せてしまえる
理想的な受け止め方でしょうか。
どちらもハッピーエンドですが、あまり考えること無く単純に楽しめるのは
「3人のエンジェル」こちらでしょう。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1279438482

とにかく、3人の男優の女装ぶりには目を見張ります。
ウィズリー・スナイプスは映画「ブレード」の肉体派なイメージが
あったはずなのでしたが、なんだか可愛く見えて吹っ飛びましたし、
ジョン・レグイザモは映画「ロミオ+ジュリエット」で、
ジュリエットの従兄弟役であのクールでタフガイな印象は
何処に行ってしまったの?って感じ。
そしてお亡くなりになってしまったパトリック・スウェイジ、
彼の女装は美しいを通り越して、凄まじい上品なパワーを感じます。
これぞ、ドラァグ・クイーン!!
やっぱり女王様はこうでないとっ!
それと比べて日本のドラァグ・クイーンときたら....

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