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ポテチの好きな映画についてと感想

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Shadow Boxer 2005

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1335369472

リー・ダニエルズ監督作品「サイレンサー」について

初老の美しい白人女性・ローズとマッチョな黒人青年・マイキーは殺し屋。
元々マイキーの父とパートナーを組んでいたローズは彼が死んだことで
独りぼっちになったマイキーを養い、
いつしか、いろいろな意味でパートナーに。
マイキーにとってローズは母であり、殺し屋のパートナーであり、
そして恋人だった。
そんなローズは末期の癌に侵され、余命が長くないことを感じ、
次の依頼が終わったらマイキーと2人で、
どこか遠くで余生を送ろうと思っていた。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1335369702http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1335369570

ある犯罪組織のボス・クレイトンから舞い込んだその依頼は、
クレイトン自身の妻・ヴィッキーの暗殺だった。
彼は出産間近の妻の不貞を疑ったのだ。
2人の殺し屋はクレイトンの留守に屋敷に侵入し、
いつもの様にマイキーは護衛を次々と殺していく。
一方、ヴィッキーの元に向かったローズは、いざ銃口を向けた瞬間に、
彼女が破水するのを見て撃つことができず、自分の手で赤ん坊を取り上げる。
そしてマイキーの反対を制止して、
ヴィッキーと産まれたばかりのアンソニーを連れ出し、
モーテルに旧知の医者を呼び出して産後の処置をさせるのだった。
それからクレイトンから隠れる様に、遠く離れた自然の中に家を構え、
奇妙な4人の生活が始まった。

1年後のアンソニーの誕生日、死期を悟ったローズは、
「自分の死後はヴィッキーに従う様に」とマイキーにある願いを託した。
それから2人は激しく愛しあい、絶頂の最中にローズは息を引き取る。

彼女の死をきっかけにヴィッキーは、
今までヤクザな男の妻として堕落していた己を振り返り、
息子のための養育と自身のスキルアップのために街に移ることを提案、
マイキーはローズの遺言通りに彼女に従う。

数年後、アンソニーを我が息子の様に可愛いがるマイキーの元に、
ある殺しの依頼が舞い込んでくる。
いつもの様に伝達係の車いすの男から
依頼金と標的の写真が入った封筒を渡された。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1335369537

その標的として写っていたのはヴィッキーとアンソニー、
そしてマイキー自身.....
とあるところから情報が漏れ、
元妻が生きていることを知ったクレイトンによるものだった。
マイキーが自宅に駆けつけると、
数人の男とクレイトンがヴィッキーとアンソニーを拘束していた。
為す術もなく暴行されるマイキーだが、
一瞬の隙をついて男たちを倒すものの、
クレイトンに銃口を向けられてしまう。
すると意外な人が....

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1335369304

この殺し屋2人には歳の差があり、母親でもあった時期がありと、
とても複雑な男と女の関係ですが、それだけ他人には目もくれずに
ずっと2人ぼっちで生きてきたからこその絆の深さがうかがえて、
何だか切なくなります。
(職業も殺し屋ですし、仕方がなかったのかもしれませんが)
だからこそ、殺し屋にとってはやってはいけない
「標的を匿う」という行為に走ったローズに対して、
嫌々ながらも賛同できたのでしょうね。
今までクールに過ごして、
この時とばかりに最初で最後である最愛の人からの我がままですから。

ローズが亡くなり、
標的とされていたものとその息子と一緒に過ごすことによって、
非情な殺し屋気質から普通の男に変わっていく過程がとても朗らかで、
観ている私も平和な良い気分になるものの、
同時に殺し屋として少しずつ感覚が鈍っていくマイキー。
暇さえあればシャドウ・ボクサーさながら独り打ちする彼でしたが、
単に体を鍛えるとか、堪ったストレス発散のためにやっていたのが、
そんな内秘めていた自分の人間性がどんどん溢れ出してきたことで、
罪深く感じる自分に対してそれを打ち消すべく打ちまくる。
それで取りあえずは抑えてこれました。
しかし、アンソニーが6歳となり、共に打ち合う遊びをする頃になると、
ある標的の依頼で殺しは実行するものの、その殺した男に子供がいたのを知り、
罪悪感に苛まれる様になってしまっていて、もうこの稼業を潮時にするか、
ヴィッキーとアンソニーの元から姿を消すか、自分自身に選択を問いかけます。
答えは、「ここに(2人と共に)居たい」。
そして、クレイトンに秘密がバレて自分たちが標的となってしまうのですが、
その後の衝撃的な結末に対して、
やっぱり人を殺すことって罪だよな〜と誰しもが思うはずです。
重い悪霊みたいなものを自分で断ち切るつもりが断ち切れずに
受け継がれてしまったのだから。


さて、原題は “シャドウ・ボクサー” で、
そんなラストを暗示するとても優れたタイトルなのに、
何故、"サイレンサー” と変えたのか、その意図が私には分かりません。
確かにマイキーとローズが稼業で
主に使用していたのがサイレンサー付きの拳銃でしたけど、
この映画は殺し屋としての主人公がメインというより、
人との触れ合いで移り変わっていく流れがメインな人間ドラマであって、
訴求力としては日本版タイトルに分があるかもですけど、
あまりに安直過ぎな気が....
私としてはこのタイトルは違うと思います。

この映画を観て感じたことは、
いくらクールに生きても所詮、人間なんだなーといいつつ、
最後がハッピーでもなく、アンハッピーでもないというものだけに、
何かしらじわじわと後からやってくる不思議な余韻が残りました。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1335369622

主役のマイキー扮したキューバ・グッディング・Jrの
品のある抑えた演技はピカイチでしたが、
なんといっても、ローズに扮したヘレン・ミレンの
圧倒的な存在感はもう驚嘆もので、
さすがアカデミー主演女優賞を取るだけの素晴らしい女優です。
あとクレイン扮したスティーヴン・ドーフの
キレやすい悪者の演技はピカピカのイチ番です。
自分の部屋に女を呼んでガンガンに責めまくっていた場面は
ハードポルノさながらでした。
修正が入っているとはいえ、
バッチリ局部が丸見えだったのにはビックリ(嬉しい)!
そして、ヴィッキーのビッチな親友に扮したメイシー・グレイがもう、
いい味出しまくりで、彼女の楽曲は大好きなんですけど、
演技も面白いなーと、
これまたビックリしました。

無駄に裸(やたらと男性ヌードが満載なので監督はゲイ?)や、
生々し過ぎるSEXをいたしている場面
(ローズ最期のソレは表情アップとかにしてほしかった)、
BGMの音楽が今イチな上、
こんな素敵な俳優が揃っているのに何か物足りないのが残念ですが、
一見の価値はあります。


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My Life Without Me 2003

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1322032417

イザベル・コヘット監督作品「死ぬまでにしたい10のこと」について

主人公のアンは大学の清掃作業の夜間仕事をし、
アンの母が住む裏庭のトレーラーハウスにて、
失業中の夫と2人の娘の暮らしを支える23歳の女性。

アンの身近な人といえば、可愛くてやんちゃでいつも目が離せない娘たち、
夫のドンはとてもハンサムで妻をとても愛しているという、
この時代において稀にみる理想的な優男なのだが、
どうも仕事運には恵まれじまい。
ホテルの厨房で働くアンの母は、夫(アンの父)が刑務所に投獄された後、
彼や世の中を恨むことばかりで、
人生を楽しむことを諦めてしまっているし、
仕事仲間のローリーは過食症とダイエット中毒を行ったり来たりの
基本マイナス思考。
と、みんな良い人たちなんだけど、
どこか日常に囚われ過ぎて堕ちている人たちばかりで、
案の定、彼女も日々、仕事や家事に追われて
いつの間にか過ごしているという感じ。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1322032504
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1322032596

そんなある日、
学校に行く娘たちを送っていくドンを送り出した彼女に異変が起こる。
突然の腹痛に倒れ、病院に運ばれたのだ。
診察を担当したトンプソン医師がアンに告げた検査結果は、
「余命2、3ヶ月」という残酷なもの。
23歳という若さのせいで癌の進行が早く、
卵巣から各内蔵に転移していたのだ。
もう手遅れだと言われ、呆然とするアン。
しかし病院から戻ったアンは、
家族に「だたの貧血だった」と嘘をついて誤魔化すことに。
そして誰にも自分の病気のことを話さないと決めたアンは、
深夜のカフェでひとり、
「死ぬまでにしたいこと」のリストを作るのだった。

「死ぬまでにしたい10のこと」
・娘たちに毎日「愛してる」と言う。
・娘たちの気に入る新しいママを見つける。
・娘たちが18歳になるまで毎年贈る誕生日のメッセージを録音する。
・家族でビーチに行く。
・好きなだけお酒とタバコを楽しむ。
・思っていることを話す。
・夫以外の人とつきあってみる。
・誰かが私と恋に落ちるよう誘惑する。
・刑務所にいるパパに会いに行く。
・爪とヘアスタイルを変える。

その日から始まったアンの死ぬための準備。
それは、同じことの繰り返しだった毎日を充実したものへと変えていった。
死と真剣に向き合うことで、生への愛おしさを知り、
アンは初めて生きる喜びを全身で感じることが出来る様になったのだ。
しかし、アンの最後の時は刻一刻と近づいていく.....

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1322032545
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1322032717

この映画は、
生きている様で生きていなかった日常に突然舞い込んだ死の宣告。
それがきっかけになって生きることを見出していく過程の物語なんですけど、
文句も言わずに献身的に家族や周囲の人に尽くしてきた彼女だったから
他人の私なんかが観ても静かに感動できる美談として成立したわけですが、
私はこんな欲があまりない聖人の様なアンの様にはいかないはず。

淡々と過ぎていく日常に追われたアンは、
突然舞い込んだ「死」の告知をきっかけに、
まず自分が死ぬまでに自分のためにしなければいけないことを
10の項目にまとめます。
良き母親である彼女は、幼い娘たちのために、
バースデーメッセージを何年分も吹き込んだり、
もっと家族を大事にするように心がけてみたり、
反面、夫以外の人とつきあうことを決め、
実際に偶然知り合った男性と恋に落ちて、
挙げ句の果てにはその愛に苦しんだりという感じで、
次々とそのリストの内容を実行していきます。
するとその過程において、
今まで隅に置いていた自分の本音や周囲の人たちの存在が
思っていた以上に愛しいものであったことなどを
敏感に感じ取っていくことで、
「娘たちの気に入る新しいママを見つける」なんて
普通の女性の心理では有り得ない様なことまでこなしてしまうほど、
孤独に堕ちつつも精神的に意識を高めつつの
「生」へと見出し方がとても神々しくて、
物語の最期に彼女が亡くなったのが分かっても、
とても清々しく天晴な感じがとても美しいというか、
それを見守られた私はなんだか得したなと、
不謹慎かもしれないですけど、そう、思いました。

でもこれは人柄が良い善良な彼女だから成立した物語。
私が彼女の立場だったら、もう欲望ドロドロ一直線で、
他人への気配りは疎か、
目も当てられない様な展開に発展していくのが目に見えてます。
最期はお涙ちょうだいの如く、
死に逝く私をどうか忘れないで〜みたいな感じで、
きっと、そんな映画を観た人たちは話が終わった瞬間、
スクリーンに物を投げ付けたい衝動に駆られることでしょう。

リアルに己の欲にまみれた我が人生を見直すきっかけという意味でこの映画は、
良いお手本であります。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1322032771

それにしても、この映画の色鮮やかな感じがとても素敵。
この映画のテーマが「死」なだけに、
重々しくなりそうな雰囲気にもかかわらず、
そうでないところがこの監督のセンスなのでしょうね。

主人公のアンに扮するサラ・ポリ—。
同監督の次の作品「あなたになら言える秘密のこと」もそうですが、
心の美しさが体現された品格ある演技や存在そのものが素晴らし過ぎます!
最近知ったのですが、カナダの素敵なドラマ「赤毛のアン」に続く、
「アボンリーの道」での主人公・セーラは彼女だったのですね。

あと、アンの夫・ドン扮するスコット・スピードマンと
恋人のリー扮するマーク・ラファロ。
両樹ともそれぞれ違った格好好さがあって、
しかも優しさを醸し出す佇まいがもう最高です。
そしてアンの母親に扮するデボラ・ハリー。
なんか見覚えのある人だなと思ったら、
ロックバンドのブロンディの人だったんですね。
あの生き様ロックって感じの佇まいはタダ者じゃないなと思っていたら、
ああ、やっぱりでした。
あと刑務所暮らしのアンの父親に扮するアルフレッド・モリーナ。
アンとの面会の場面でしか出てきませんでしたが、
個人的にかなり好きな俳優でしたので、
あの素敵なガチムチの身体を曝け出して、
もっと登場してほしかったな〜(って、そればっかり)

Sam Suffit 1992

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1300104070
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1300104119

ヴィルジニ・テブネ監督作品「サム★サフィ」について

バルセロナにて、ストリッパーのエヴァは、
その時に付き合っていた男がドラッグに手を出しているのをきっかけに、
勝手気ままでいい加減な毎日に嫌気がさし、
ある日、見世物小屋の仕事場から逃げ出してしまう。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1300104140
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1300104182

何かを求めて流れついたブルターニュの海辺の小屋には、
 “Sam Suffit"(もう、うんざり)の落書きが。
それを機に「マジメな生活こそ、一番刺激的」だと考えるようになり、
ある日突然、 “普通の生活” をするべく、
パリに戻り、ゲイで絵描きの親友・ピーターの家に転がり込む。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1300104207
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1300104234
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1300104271

それから住み込みの家政婦の仕事を始めたエヴァ。
やっと落ち着いた勤め先は、
デニス氏とアルベールの風変わりな老年ゲイ・カップルの家。
親切な彼らの勧めで、
彼女は昼間は市役所の窓口係としても働くようになる。
地味な上っぱりを着て勤めに出たり、
税金や社会保険料を収めたりといった
“普通の生活" が嬉しくてたまらないエヴァ。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1300104312

娼婦で親友・シシがエイズ検査で「陽性」と診断され、
「今日からポジティブに生きることにした」という
彼女の生き方を認めはするものの、
今のエヴァには遠い世界のことのように思える。
そのうちエヴァは、普通に母親になりたいと思い始める。
ピーターは、そんなエヴァの変化を不安気になるも
愛しさ故にずっと見守っていたが、
彼女が子供の父親に、彼女が望む平凡な生活から全くかけ離れた
イカれたミュージシャンの男を選ぼうとするのを見て許せなくなり、
「僕が父親になる!」と培われた愛が爆発。
エヴァと激しくも甘い一夜を共にする。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1300104369

ある日、エヴァの部屋を訪れたエージェントは、
税金の納付証書やIDカードなどの書類に額縁をつけ壁に飾ってあるのを見て、
「素晴らしいアート!」と賞讃、個展をプロデュースする。
おふざけアートで一杯の会場の中、エヴァは大きなお腹を抱え、
ピーターと共に幸福そうに微笑むのだった。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1300104528http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1300104395

自由になった時代にウンザリ気味なエヴァとピーターの「平凡」探しをめぐる、
パリの “原色スケッチ” ともいうべき、一風変わった物語です。
何が今、女の子にとって一番刺激的で大切なことなのか。
90年代に生きる女の子(男の子も)が等身大で描かれています。
この映画を観たら、
誰もが 「エヴァは自分によく似ている」と思うに違いありません。
いつもオシャレで女の子にとって
刺激的なフランス映画を作ってくれる女性の監督、ヴィルジニ・テブネ。
常に若い女性を主人公に、時代の気分を投影しながらパリの持つエスプリを、
色鮮やかな映像美でふんだんに盛り込んでいく、
フランスでも数少ない個性溢れるシネアスト。
「サム★サフィ」ではバルセロナ、パリ、ブルターニュと、
エキゾチックな舞台が楽しめます。
撮影は「ベティ・ブルー/愛の激情の日々」のジャン=フランワ・ロバン。
全編を流れる音楽の数々は世界的なアーティスト、キザイア・ジョーンズで、
最後の方ではエヴァの父親候補の男として出演もしています。
他にもスパニッシュ風味のフレンチ・ポップスで
多くのファンを持つキャシー・クラレやレ・ネグレス・ ヴェルト、
そしてネナ・チェリーなどのカッコいい楽曲を贅沢に使用、
テヴネ一流のファッション、インテリア、会話の掛け合い、そして音楽で
90年代のパリジェンヌの生き方を描くモード・エ・シネマ。
私が一番大好きな映画、超超超必見です。

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