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ポテチの好きな映画についてと感想

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Sam Suffit 1992

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ヴィルジニ・テブネ監督作品「サム★サフィ」について

バルセロナにて、ストリッパーのエヴァは、
その時に付き合っていた男がドラッグに手を出しているのをきっかけに、
勝手気ままでいい加減な毎日に嫌気がさし、
ある日、見世物小屋の仕事場から逃げ出してしまう。

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何かを求めて流れついたブルターニュの海辺の小屋には、
 “Sam Suffit"(もう、うんざり)の落書きが。
それを機に「マジメな生活こそ、一番刺激的」だと考えるようになり、
ある日突然、 “普通の生活” をするべく、
パリに戻り、ゲイで絵描きの親友・ピーターの家に転がり込む。

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それから住み込みの家政婦の仕事を始めたエヴァ。
やっと落ち着いた勤め先は、
デニス氏とアルベールの風変わりな老年ゲイ・カップルの家。
親切な彼らの勧めで、
彼女は昼間は市役所の窓口係としても働くようになる。
地味な上っぱりを着て勤めに出たり、
税金や社会保険料を収めたりといった
“普通の生活" が嬉しくてたまらないエヴァ。

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娼婦で親友・シシがエイズ検査で「陽性」と診断され、
「今日からポジティブに生きることにした」という
彼女の生き方を認めはするものの、
今のエヴァには遠い世界のことのように思える。
そのうちエヴァは、普通に母親になりたいと思い始める。
ピーターは、そんなエヴァの変化を不安気になるも
愛しさ故にずっと見守っていたが、
彼女が子供の父親に、彼女が望む平凡な生活から全くかけ離れた
イカれたミュージシャンの男を選ぼうとするのを見て許せなくなり、
「僕が父親になる!」と培われた愛が爆発。
エヴァと激しくも甘い一夜を共にする。

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ある日、エヴァの部屋を訪れたエージェントは、
税金の納付証書やIDカードなどの書類に額縁をつけ壁に飾ってあるのを見て、
「素晴らしいアート!」と賞讃、個展をプロデュースする。
おふざけアートで一杯の会場の中、エヴァは大きなお腹を抱え、
ピーターと共に幸福そうに微笑むのだった。

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自由になった時代にウンザリ気味なエヴァとピーターの「平凡」探しをめぐる、
パリの “原色スケッチ” ともいうべき、一風変わった物語です。
何が今、女の子にとって一番刺激的で大切なことなのか。
90年代に生きる女の子(男の子も)が等身大で描かれています。
この映画を観たら、
誰もが 「エヴァは自分によく似ている」と思うに違いありません。
いつもオシャレで女の子にとって
刺激的なフランス映画を作ってくれる女性の監督、ヴィルジニ・テブネ。
常に若い女性を主人公に、時代の気分を投影しながらパリの持つエスプリを、
色鮮やかな映像美でふんだんに盛り込んでいく、
フランスでも数少ない個性溢れるシネアスト。
「サム★サフィ」ではバルセロナ、パリ、ブルターニュと、
エキゾチックな舞台が楽しめます。
撮影は「ベティ・ブルー/愛の激情の日々」のジャン=フランワ・ロバン。
全編を流れる音楽の数々は世界的なアーティスト、キザイア・ジョーンズで、
最後の方ではエヴァの父親候補の男として出演もしています。
他にもスパニッシュ風味のフレンチ・ポップスで
多くのファンを持つキャシー・クラレやレ・ネグレス・ ヴェルト、
そしてネナ・チェリーなどのカッコいい楽曲を贅沢に使用、
テヴネ一流のファッション、インテリア、会話の掛け合い、そして音楽で
90年代のパリジェンヌの生き方を描くモード・エ・シネマ。
私が一番大好きな映画、超超超必見です。

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