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ポテチの好きな映画についてと感想

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Tron: Legacy 2010

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1335013394

ジョセフ・コシンスキー監督作品「トロン:レガシー」について

エンコム社の最高経営責任者となったケヴィン・フリンが
謎の失踪を遂げてから20年あまり。
27歳に成長した息子・サムは、エンコムの筆頭株主でありながら、
父に捨てられたという思いから、その経営に関わろうとしなかった。

ある日、父の親友で親代わりであるアランが
父から謎のメッセージを受け取ったことを告知。
手がかりを求めて父の経営していたゲームセンター跡を訪れたサムは、
起動していた物質電子変換装置によって、
コンピューター内部世界「グリッド」へと送り込まれてしまう。
”はぐれプログラム" と間違われたサムは捕まり、トロン・シティへと連行、
不要なプログラムや脱走者を抹消するべくの
「ゲーム」への参加を強制させられる。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1335013655

戦いの最中、サムがプログラムではなく、
ユーザー(人間)であることを知られると、
彼の前に若い頃の父と瓜二つの容姿を持つ
この世界の支配者・クルーが現れる。
混乱するサムをよそに、クルーは自らの手でケヴィンを処刑するため、
別の「ゲーム」を決行。
彼は持ち前のバイク乗りの腕を生かし、
他のプログラム達と協力して戦うも、窮地に立たされた時、
そこに現れた謎の美しい娘・クオラに救助され、トロン・シティを脱出。
都市から遠く離れた家に足を踏み入れると、
そこには失踪した父・ケヴィンがいた。
再会を果たし涙するサムにケヴィンは過去の出来事を語り始める。

ケヴィンはこの世界での英雄となった "トロン" と、
新たに自らの姿を元に作ったプログラムである "クルー" の3人で、
グリッド世界を理想郷に変えようとしていたが、
ある日、グリッドに突如デジタル生命体が誕生した。
アイソー(ISO、同型アルゴリズム)と名付けられた彼らの存在は、
ケヴィンの価値観を変え、そこに新たな人類の未来を見出すことに。
ケヴィンはアイソーたちを現実世界に送る準備を進めたが、
「完璧な世界の創造」をプログラムされたクルーは
彼らを「完璧でない」とみなし、
クーデターを起こし、アイソーたちを虐殺した。
トロンの犠牲によってケヴィンは逃げ延びたものの、それ以来、
現世界に戻れなくなったケヴィンは、
アイソーの唯一の生き残りであるクオラと共に
グリッドの荒野で隠遁生活を送っていたのであった。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1335013558
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1335013587

サムは父を連れて現実世界に戻ろうとするも、
ここに来た経緯を聞いたケヴィンはそれがクルーの罠であることに気付く。
グリッド世界と現実世界を結ぶ出入り口の「ポータル」は、
現実世界からのみ開けることができ、
そこを通過するにはマスターキーである
ケヴィンの「アイデンティティ・ディスク」が必要。
クルーは「完璧でない」現実世界への侵攻のために
サムをおびき寄せたのだった。
クルーはケヴィンと再融合をすれば消滅するが、
それは同時にケヴィンの死も意味していた。
ケヴィンはクルーの野望を阻止するためこの世界に骨を埋めようとするも、
サムは父との帰還を望み、
クオラの手を借りてレジスタンスのリーダー・ズースに会いに行く。
サムとクオラは、クラブ「エンド・オブ・ライン」に
"キャスター" と名を変えて潜んでいた彼に会うことが出来たものの、
ズースはすでにクルー側に寝返っていた。

サムの元にケヴィンとクオラが助けに現れるも、
ケヴィンのディスクが奪われ、クオラも重症を負ってしまう。
クルーによってプログラムを変えられ、
"リンズラー"  と名を変えたトロンの出現。
着々と現実世界への侵攻の準備を進めクルー。
そんな窮地の中、サムたちはケヴィンのディスクを取り戻し、
現実世界への出口であるポータルへと辿り着くことができるのか!?

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1335013620

コンピューター・システムの難しい用語がたくさん出てくるところや、
"グリッド" という世界観が、私がもの凄くハマった映画「マトリックス」と
かなりシンクロしていて、
とても興味深く鑑賞しましたところ、
こちらの方がとても分かりやすくて単純に楽しめました。
そして、音楽がダフト・パンクというのが、
よりデジタル感が良い意味でとても合っていて、
美しすぎるデジタルな街並も圧巻でしたけど、
ゲームバトルの場面は凄く格好好くで、いつ間にか入り込んでました。

それにしても、映画「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」でもそうでしたが、
溝ができた父と息子が同じ興味あることを通じて、
息子が父を理解して和解するといったパターンは、
割とアメリカ映画では王道ですね。
それだけ、私が思っている以上に問題視されているということなのでしょうか。

あと、和的テイストって外国にとって、
そんなに近未来な感じに思えるのでしょうか。
ケヴィンが着ていた着物の様な服とか禅とか出てきましたけど、
他の映画にも「スター・ウォーズ」とか「M-MEN」などなど、
そういうのが出る度に不思議に思う反面、
日本人としてちょっと誇らしいなと思ってしまいます。
着物はともかく、禅の思想なんてチンプンカンプンですけど。

そして、オクラの存在、
難解な数式などの問題を最適化するプログラム(アルゴリズム)が
人間の形に具現化したものとありましたが、
その者たちや人間同様に "完璧" と見なさないクルーは
何をもって完璧を見出しているのか、
その線引きがちょっと気になりました。
しかし、美しい光のラインが巧妙に置かれた
このコンピューターの世界は確かに、
ある意味 "完璧" でとても素敵でしたけど、
ここで生活するという気にはなれないかも。

しかし良かれ悪かれ、この映画にハマったのは確かです。
この独特な映像美は一見の価値有りということで、
お薦めいたします。


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Terminator Salvation 2009

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332432494

McG監督作品「ターミネーター4」について

地球上のあらゆる都市が、人工知能に目覚め、人類に反旗を翻した
超高性能コンピューターネットワーク「スカイネット」による
核攻撃を受けた "審判の日" 後の荒廃した2018年。
スカイネット率いる機械軍は、いよいよ人類に対する
最後の総攻撃を仕掛けようとしていた。

"審判の日" を生き延び、抵抗軍の部隊長となったジョン・コナーは、
スカイネット研究所での機械軍との抗戦の最中、
スカイネットが人々を生け捕りにし、
生体細胞を複製しようとしている事実を掴む。
スカイネットはついに、民間潜入型ターミネーター
"T-800" の開発に着手していたのだ。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332432567

同じ頃、レジスタンス本部にて、アシュダウン将軍ら司令部が
スカイネット総攻撃の計画を企てていた。
ジョンはその目的がスカイネットが秘密裏に遂行しようとしている
"暗殺リスト" の阻止にあると知るが、そのリストには自分の名前、
そして最重要ターゲットとして "カイル・リース" の名前があったのだった。

一方、ロサンゼルス郊外の荒れ野原でひとりの男が目を覚ました。
男の名はマーカス・ライト。
目を覚ます前の記憶を一切を失っていたマーカスは
荒れ果てた光景に驚きを隠せない。
と、そこで汎用殺人型ターミネーター "T-600" に遭遇。
マーカスは窮地に陥るが、その場に居合わせた孤児の少年に命を救われる。
同じく孤児で口が利けない少女・スターと共に、
戦禍を生き延びてきた少年。
彼こそが、スカイネットの最重要ターゲットにして、
後にジョンの父となるカイル・リースだった。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332432708

彼らと行動を共にすることになったマーカスは、
ある晩短波ラジオでレジスタンスの決起放送を耳にする。
「君たちは決して孤独ではない」そう、呼びかけているのは、
密かに人々の間で「救世主」として伝説となっているジョンの声だった。
カイルに抵抗軍のことを聞いたマーカスは、
カイルとスターを連れてジョンの元へと急ぐも、
途中で立ち寄ったコンビニ廃墟で2人は機械軍に捕獲されてしまう。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332432798
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332432824

必死に追いかけたものの、逃してしまったマーカスは、
途中で助けた抵抗軍の女戦士・ブレアと共に
ジョン・コナーのもとへと向かう。
そこでマーカスは初期型のターミネーターであることが判明。
初めは機械軍の手先として抵抗軍に捕獲されたマーカスだったが、
彼は心が優しいと信じるブレアは彼とともに逃亡、
後にジョン・コナーと共通の目的である "カイル奪還" に向けて、
各々がスカイネット本部に襲撃をかけることに。

激闘の果て、ジョン・コナーとマーカスはカイル・リースの救出に成功。
しかし、その過程で心臓に傷を負ったジョン・コナーのために、
マーカスは自身の臓器移植を申し出る。
人類の未来は、サラ・コナーの警告からすでに書き換えられていた。
そして、更なる人類とスカイネットの激闘は続くのであった。


ターミネーター・シリーズにしてこの映画は、
"1" でカイル(人間)対、怖ーいターミネーター(シュワちゃん)の攻防、
”2” で優しいターミネーター(シュワちゃん)対、液体ターミネーターの攻防、
”3” は観ていないので置いといて、この "4" 作目ですが、ちょっと複雑です。

過去に戻ってサラ・コナーをターミネーターから救い、
父となる少年のカイル・リースと、
大人になった息子のジョン・コナーの奇妙な取り合わせの間に
初期型ターミネーターのマーカスが同じく肩を並べるという
不思議な人間模様がとても面白いです。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332432889

ジョン・コナーとマーカス対、恐ろしい機械軍のターミネーターたちとの
激しい攻防の場面は引き込まれてしまうくらいに
素晴らしいアクションでしたが、
1番の活躍はなんといっても ”スターちゃん" でしょう!
口が利けない分、感覚が優れているのか、
その場の空気を上手に読んで1番適したことを成して、
みんなを助け、最後のスカイネット本部爆破の要になります。

ただ、ターミネーターの怖さは十分理解するも、
印象があまり残らなかったかな?
やっぱりターミネーターといったら、
アーノルド・シュワルツェネッガーって感じなので、
(少しだけ全裸で出てきましたけど)
実は "T-800" 完成してましたみたいな感じで、もっと邪悪に暴れまくって
人間たちを困らせてほしかったなと思いました。
あと、クリスチャン・ベールが扮したジョン・コナー、
ちょっと感情的になり過ぎな気が。
まだ若いからなのかもしれませんけど、
救世主なんだから、
もっと悟りまくった賢者の様に冷静であってほしかった。

でも物語の展開はとても面白かったし、何より、
マーカスに扮したサム・ワーシントンが
実に素敵な男っぷりの好演でよろめきましたけど、
やっぱり ”スターちゃん" 、彼女の存在あってこそでしょうか。
私としては。


Clash Of The Titans 2010

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1331225503

ルイ・レテリエ監督作品「タイタンの戦い」について

神々の王・ゼウスを頂点として神々が君臨していた古代ギリシア時代。
ゼウスは人間を創り、彼らからの崇拝と愛を糧に不老不死を保っていた。
そして神々は己の欲望を叶えるためには手段を選ばず、
激しい権力争いを繰り返していた。
結局、それで被害を被るのは人間たち。
なんだかんだ傲慢の限りを尽くす神々に対し、
いつしか人間たちは神への敬意を無くしていた。

一方、ゼウスには人間であるアルゴス前国王の妻・ダナエーを騙して姦通し、
生ませてしまった半神の息子・ペルセウスがいた。
アクリシウスによって
ペルセウスは海に母ごと棺に入れられ捨て去られるものの、
ある漁師に助けられ、逞しく育てられる。

ある日、ペルセウスは育ての家族と共にたまたま船で漂っていたところ、
神に対して反旗を翻し、アルゴス国の兵士たちによって
ゼウスの石像を打ち壊すのに遭遇。
怒り心頭状態のゼウスが兄である
冥界の王・ハデスを人間界へ解き放したことで、
兵士たちは疎か、彼の家族共々殺されてしまう。
ハデスに復讐を誓ったペルセウスは
残りの兵士たちにアルゴス王国に連行される。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1331225070

ペルセウスがアルゴス城の王広間に通され、
アルゴス国王・ケフェウスと王妃・カシオペア、
そして王女・アンドロメダを目にした時、
ハデスが現れ曰く、「人間の分際で神々に楯突くなんて上等じゃん!
天罰として10日後の日蝕の日に海の魔物・クラーケンを放って都を滅ぼしてやる。
滅ぼされたくなければ、
そこの神より美しいとぬかしたアンドロメダを生贄に捧げろ!」ということで、
復讐する好機と踏んだペルセウスは王女を救う任務を進んで引き受けた。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1331225121
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1331225166

命知らずのアルゴスの兵士たちと共に、
危険な冥界への旅に出るペルセウス。
途中で愉快な傭兵2人組、ロボットみたいなジンの魔法使い、
そして彼をずっと見守ってきた曰く付きの女・イーオーが仲間になった。
その行く手には、巨大なスコーピオン、人間の女性の頭を持つ怪鳥ハーピー、
1つの目を共有するグライアイ3姉妹、髪の毛が毒蛇でできたメデューサ、
副ボス・ハデスによって甦ったアクリシウス、
大ボス・巨大なクラーケン、最後にハデスが待ち構えていた。
神の助けを使わずに人間であることをモットーにして戦うペルセウス。
果たして彼は、運命を切り開きアンドロメダを救うことが出来るのだろうか。


本来、ギリシャ神話のペルセウス物語の内容は、
この映画の物語と大きく違っています。

アルゴス王・アクリシオスには娘・ダナエーがいたが、
息子を望んだアクリシオスは使者を使わして神託を求めると、
「息子は生まれず、彼の孫によって殺される」という内容だったため、
娘を監禁。
そこへ神々の王・ゼウスが黄金の雨に身を変えて忍び込んで姦通、
ダナエーはペルセウスを出産した。
これを知ったアクリシオスは我が身を恐れるあまり......
かといって殺すことも出来ず、
2人を箱に閉じこめて川に流してしまった。

漁師に救出されたダナエーとペルセウスの母子はある島で平和に暮らすも、
そこの領主が彼女を恋慕、
邪魔な息子であるペルセウスに
困難なメドゥーサの首を取ってくる旅に行かせる。
父であるゼウスの計らいにより、彼はアテナとヘルメスの助力を受け、
アテナから鏡の楯、ヘルメスから翼のあるサンダル、
そしてハデスから隠れ兜を授かった。
ゴルゴンの妹であるグライアイ3姉妹から
メドゥーサの居場所を無理やり聞き出し、
死者の国の洞窟の中にて、メドゥーサの首を取ることに成功する。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1331225386

メドゥーサの首を袋に入れて、ペガサスで飛行中、
エチオピア王妃・カシオペイアが口にした神への愚弄で
海神・ポセイドンの怒りを買ったことで、
魔物の生け贄とされかけていた王女・アンドロメダを発見。
彼女を救って結婚したポセイドンは島に戻って領主を石にした後、
アルゴスに帰国したが、
このことを伝え聞いたアクリシオスは彼を恐れてアルゴスから逃亡。
よって、彼はアルゴスの王となった。

ある日、ペルセウス王はラーリッサの街でスポーツ競技会に出場。
種目は円盤投げ。
彼が円盤を投げたところ、
円盤が観客の老人に当たってしまい、死なせてしまった。
その老人こそ、前アルゴス王・アクリシオス。
神託は実現することに。
その後、彼は自分が殺してしまった祖父の国土を継承することを恥じ、
他の国土と交換したという。
そして彼は人間として亡くなった後、夜空に昇天し、星座になったとのこと。

......というあらすじですが、ペルセウスの出生が本来の神話では、
ある意味、奇跡による出産でとてもロマンティックなのに、
この映画では、アルゴス王が神への討伐に出向いたところを見計らって、
ゼウスが王に成り済まして姦通と、実にやり口が性悪で陰険そのもの。

そういった違いが各所にみられて、それが全て映画の方はイヤーな展開。
例えば、妻と不義の息子を崖から落とした後に
ゼウスの雷の一撃で醜く化したアクリシオス。
ハデスによってダークサイドに堕ちて暗黒戦士と成り果てますが、
ポセイドンとの一戦で命を落とす寸前で、
呪縛から解かれた彼は父親らしい一言を口にします。
それがとても良い言葉で、
なんだこの人、実は良い人だったんじゃん!って感じ。
あと、旅の仲間(あまり友好が結ばれてるとは思えないけど)が
たくさん死んでしまって、
その1人、過去にゼウスの誘いを拒絶して呪いをかけられたイーオーは、
その袖にされたゼウスによって、
勝手に生き返らせてペルセウスの伴侶として与えます。
突如、幾度か現れる父なるゼウスも威厳が全くもって垣間見えず、
何だか散々。
ポセイドンが神(ゼウス)を受け入れられないのが凄く分かります。

これはパラレルワールドの1つなんでしょうけど、
せっかくのアクションかつ、アドベンチャーものなのだから、
もっとスカッ!とした物語を下地にした上での爽快感があったら
凄く良かったのにな〜と思いました。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1331225265

でも観せる映像は迫力満点でとても素晴らしいし、
登場人物たちもそれぞれが個性的で面白い。
特に、ポセイドン扮するサム・ワーシントンが可愛い過ぎます!
演技はともかく....ですけど、存在があるというだけで
こうも魅せられたのは久しぶりです。
あと、ハデス登場のドス黒い煙の様な演出がとても素晴らしく、
私もああ出来たらいいな〜
ということで、見た目重視な視点としてのこの映画はとてもお気に入りです。
次作の「タイタンの逆襲」に期待します。

ところで、この映画のタイトルの "タイタン" って、
オリンポスの神々が生まれる前まで世界を牛耳っていた一族の名前ですけど、
この物語に関連性が無かった様に思えたのですが、いかがでしょうか。

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