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ポテチの好きな映画についてと感想

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Midnight Cowboy 1969

http://file.satyricon.ni-moe.com/midnight_cowboy1.jpg

ジョン・シュレシンジャー監督作品「真夜中のカーボーイ」について

マッチョな肉体の魅力で富と名声を手に入れようと、
テキサスからニューヨークに出てきた青年・ジョー。
カウボーイスタイルに身を固めた彼は、
来て早々ある女を引っ掛けて金を要求するが、
実はこの女、名うての娼婦で、上手ーく丸め込められ、
逆に金をふんだくられる。

ジョーはスラム街に住むラッツォという片足の悪い小男に出会い、
売春の斡旋人を世話してくれるという約束で10ドルを手渡すが、
かなり逝っちゃってた斡旋人の親父は男色を専門としていた。
騙されたと知ったジョーは、ラッツォを捕まえて問い詰めるのだが、
既にラッツォの手には金がない。
その代わり、罪滅ぼしにラッツォは、カモ探しに協力することに。
2人はラッツォのねぐらである廃墟のビルで共同生活を始める。
そこで彼らの間に奇妙な友情が芽生えていった。

しかし、冬のニューヨークで暖房もない貧苦の生活。
ラッツォの体は病魔に冒され、弱っていった。
ある時、アンディウォーホルのパーティーを切っ掛けに、
ジョーのジゴロ稼業がうまくいきそうになるが、
ラッツォの病状が一気に悪化。
ジョーはゲイの紳士から金を強奪し、ラッツォを連れて、
彼の憧れの地「フロリダ」行きのバスに乗る。

マイアミを間近にしたバスの中で、ジョーは決意する。
「一攫千金を狙ったりしないで地道に二人で暮らしていこう」
汚れた衣服とカウボーイの装束一式をトラウマとともにゴミ箱にぶち込み、
2人ともフロリダの明るい服装に着替え、
さあ、新天地に到着!....のつかの間、
ラッツォは帰らぬ人となっているのでした。

http://file.satyricon.ni-moe.com/midnight_cowboy2.jpg

都会の生活は、お金や社会的地位があればとても豊かで楽しい。
しかしそれは夢物語、何も無い者はそうそう上手くいくはずも無く、
孤独感と寂寥感と退廃と絶望の闇に囚われてしまう。
もともと人間なんて小さい。
それを認めたくないけど、それが現実。
やっと分かったから「ここではない何処か」へ行きたかった二人。
この友情によってもたらされた絆にはとてつもない逞しさがある。
残念なことにラッツォは行くことが出来なかったけれど、
ジョーはその分、彼のためにも、より幸せに近づけるのではないか。
悲しいラストシーンですが、何故か爽快感漂う希望を感じるのです。

ラッツォ役のダスティン・ホフマンとジョー役のジョン・ヴォイト、
2人の名演あっての映画だと思います。
忘れてならないのが、ニルソンが歌う主題歌「うわさの男」。
哀愁の中から溢れ出た爽快感、....ああ、ため息が出てしまう。
実に良い映画です。

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