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ポテチの好きな映画についてと感想

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All About My Mother/Todo sobre mi madre 1999

http://file.satyricon.ni-moe.com/ALL-ABOUT-MY-MOTHER1.jpg

ペドロ・アルモドバル監督作品「オール・アバウト・マイ・マザー」について

マヌエラは、女手ひとつで息子を育てた。
だがある日、大女優ウマ・ロッホにサインをもらおうと
道路に飛び出した息子が交通事故で死亡。
息子の死を別れた夫に知らせようと
マドリードからバルセロナへ来たマヌエラは、
ふとしたことからウマの付き人になる。
同時に、妊娠したシスター・ロサと同居を始める。
ロサは実はマヌエラの元夫の子どもを妊娠していたのだ。
赤ん坊が生まれるが、エイズに感染していたロサはお亡くなりに。
葬式の席で、半分性転換した夫に再会し、息子のことを話すマヌエラ。
ロサの母親が赤ん坊がエイズ感染していることを恐れるので、
新しい息子を守るため彼女は再びマドリードに戻る。
数年後、エイズウイルスを克服した子どもを連れ、
またバルセロナへやってくるマヌエラ。
今度の旅は希望に満ちた旅だった。

http://file.satyricon.ni-moe.com/ALL-ABOUT-MY-MOTHER2.jpg

名画「イブのすべて」と「欲望という名の電車」
女であることの悲しみを痛ましいほどに描いたこれら作品を、
物語の展開の中に見事に織り込みながら、
女であることの(そして母の)強さと慈しみを
思ってもみなかったような角度から描いた素晴らしい映画です。

この監督が他の作品も含めて、執拗に描き続けるのは、
薬物依存症患者や性倒錯者、不倫に走る者や宗教的異端の徒など、
社会の主流からはずれた人たちの物語。
社会の周縁部に息づくこうした少数派の人々は、それゆえに、
測り知れないほどの特異な孤独感を常に抱いています。

孤独を埋める手立てを強く求めるあまりか、
ノンケな人々には想像もつかない様な、
越えてはならない一線を越えてしまいます。
そんな一線を越える彼らの姿に言い知れぬ所行を
ノンケな人たちにとっては「哀しみ」として観ている様ですが、
実際のところ、彼らにとっては自然なことで、
「だから何?」みたいな、それをプライドにしたりしています。
この映画が底なしの寂寥感を与えることに終始せず、
爽快感を与えてくれるのは、
そんな生命としての「強さ」が、
根底から生まれては溢れ出続けていることを
感じさせてくれるからだと思います。


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