忍者ブログ

ポテチの好きな映画についてと感想

Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > ハ行 > The Ordinary Man 2005

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

The Ordinary Man 2005

http://file.satyricon.ni-moe.com/Ordinary-Man1.jpg

ヴィンセント・ラノー監督作品「変態男」について

ジョルジュは家具店を営むごく普通の男。
帰宅途中、むしゃくしゃしてた衝動により、あるアベックの車を追いかけ、
キレた彼氏を返り討ちにして殺してしまいます。
しかしカップルの女・クリスティーヌを殺すことも逃がすこともできず、
殴って気絶させてから自分の車のトランクに監禁することに。
「俺は優しいから殺さない。でも、ばれると困るから、
お前は俺の車のトランクで生活しなくてはならない」
そんなことを言っても泣き叫んだりするのは当たり前。
騒がれるとすぐにばれるということで、叫べないよう、薬で眠らせてから、
鼻から細い木の枝を差し込んでいき、声帯を潰す素人手術をします。

ちなみにジョシュは、妻との仲がうまく行っておらず、
なんと、その妻はジョシュの友人で警官のシモンと浮気中。
そんなこんなで、
クリスティーヌはトランク監禁生活を始めることになります。
食事や布団を用意してあげたり、
本を読めるように電気をつけてあげたり、
そして家族が家を出払っている隙にシャワーを浴びせたりと、
世話するジョルジュと彼女の間に生まれる、不思議な関係。
そんなこんなで1ヶ月過ぎて、クリスティーヌの捜索願が出されます。

普通だったらこの異常な事態、
精神的におかしくなって衰弱していくのですが、
いつの間にか、彼やトランク生活に安心感をおぼえるクリスティーヌ。
実は殺された彼氏は完全なDVで、
酷い暴力を日常的に受けてたことがわかります。
声帯を潰され、トランクで監禁されていることを除けば、
ジョシュは暴力を振るうことは無いですし、逆に世話をしてくれるから。

一方、ジョシュは今更ながらも罪悪感を感じ始め、
殺した彼氏がゾンビになって現れる幻覚を目にするようになり、
より狂しくなります。
ある日、トランク監禁生活をすっかり満喫しているクリスティーヌが、
ジョシュの幼い娘に見つかり、「黙ってろ、しゃべったら殺すぞ」と
娘を脅迫するジョシュ。

ここで、唐突にゲイの刑事カップルが捜索するべく登場。
暖炉の前でマッチョな兄貴分と綺麗系の青年刑事がシャンペンをすすり、
全裸で絡み合いながら、事件捜査の話を楽しげに会話します。

そして、冬のめっきりと冷え込んだある夜、
その日、ジョシュはクリスティーヌのことをすっかり忘れてて、
翌朝、思い出したので慌ててトランクを開けると、
クリスティーヌは凍死寸前に。
急いで家に連れて帰って、
妻が居るにも関わらず、熱いお風呂に入れ、助けました。
今までも仲が悪かったし、
今回の件で妻に三行半を突きつけられた格好になり、
どっかに姿を消すことにします。
「警察には言うな」と念を押すことは忘れません。

ある日、家に戻ると、妻が電話をしてた形跡を発見。
実はその妻は、浮気相手のシモンと電話してたんですが、
警察に連絡したと勘違いしたジョシュは、問答無用で妻を撃ち殺します。
なんと、そのままその足で、娘も撃ち殺すことに。
クリスティーヌは連れて逃げます。
その後に、シモンが訪ねてきて死体を発見、ジョシュを追いかけます。
シモンは追いついた後、ジョシュの妻の仇を討とうと、
ジョシュを撃ちます。
肩に当っただけだったので、死にはしませんでした。
そこで何でか、クリスティーヌがジョシュを助けるため、
車に備えつけてあった猟銃でシモンを撃ち殺します。
それから、トランクから荷物を引っ張り出し、
シモンのパトカーのトランクに移し変えて、その中に入ります。
警察が来た時には、シモンに監禁されたクリスティーヌを、
ジョシュが助けようとして重傷を負ったという形になってました。
ゲイの刑事カップルがヨーロッパらしいフランクさで、
これは嫉妬に狂った間男のシモンが次々と凶行しまくったに違いないと断言、
これにて一件落着!ということで、
クリスティーヌ捜索の件とジョシュ家族皆殺しの件を落ち着かせます。
それから、ジョシュとクリスティーヌは仲良くバカンスに出かけます。
移動はもちろん、クリスティーヌはトランクで。

http://file.satyricon.ni-moe.com/472d14d6.jpeg

なんとも理不尽、妻はともかく娘を殺しておいて、
このハッピーエンドはどうよっ!
と、かなり納得がいかない、つっこみどころ満載ですが、
ヨーロッパでは有りなのかなと、文化の違いを堪能した作品でした。
とにかく、これって別に普通じゃない?と思わなかった自分で良かったです。
あとこの邦題の「変態男」というタイトル。
これは同じ時期に話題になった映画「変態村」にちなんだのでしょうけど、
明らかに失敗なのでは....
私なら「電波男」とつけるかな。


PR

Comment0 Comment

Comment Form

  • お名前name
  • タイトルtitle
  • メールアドレスmail address
  • URLurl
  • コメントcomment
  • パスワードpassword

PAGE TOP