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ポテチの好きな映画についてと感想

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The Blade 1995

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ツイ・ハーク監督作品「ブレード/刃」について

中国の西方の地にて、暴力と殺戮が吹き荒れる混迷した時代。
とある刀鍛冶兼剣術の一門の長である高名な刀匠のおバカな娘・リンは、
父の弟子であるテンゴン(ストイックなガチムチ青年)と、
同じく弟子のチュタオ
(ナルシスト風ので細マッチョなイケメン青年)が気に入り、
相手の気持ちは置いといて、自分を巡って2人を争わせようと考えていた。
(まさに、河合奈保子/竹内まりやが歌う「けんかはやめて」状態)

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そんなある日、テンゴンとチュタオは仕事で町に出た時、
ある超ビーフィーな僧侶が
悪党猟師たちによる汚い罠にハメて惨殺されたのを目撃。

感情的になったチュタオは仇を討とうとするが、
師匠に知られて仲間共々罰せられることに。
(お尻ペンペン)

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後日、刀匠は自分の後継者はテンゴンにすると発表した。
それを聞いて納得のいかないチュタオと仲間たちは、
夜になって武装して猟師たちの住処に出掛けることに。
仲間を止められず、裏切り者呼ばわりされたテンゴンは
静かに鍛冶場から去ろうとするも、
その時、リンと乳母が彼自身の出生の秘密を話しているのを聞いた彼は
刀匠を問い詰める。
それにより、自分の父親は全身刺青の邪悪な超剣士・ルンに殺され、
刀匠が大事に奉っていた折れた刀は、
その時に父が使っていたものであることを知った。
復讐に燃えるテンゴンはその刀を持って飛び出すが、
よせばいいのに後を追ったおバカな娘・リンが猟師の罠に掛かってしまう。
彼女を助けようとしたテンゴンは右腕を失った挙げ句に崖下に転落。
リンは後から駆けつけたチュタオたちに助けられるが、
その後のテンゴンの行方は知れなかった。
テンゴンを失ったリンは脱け殻のような日々を送り、
見かねたチュタオは彼女を連れてテンゴン捜しの旅に出る。

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一方、重傷のテンゴンは荒野で独り暮らす娘・チョチンに助けられる。
過酷な運命を受け入れ、
一時は平穏に暮らそうとしたテンゴンとチョチンだったが、
回族(イスラム教徒)の野盗たちに襲われてリンチに遭い、家を燃やされ、
何もかも失う。

2人は呆然としつつ、焼け落ちた家を片付けていると、
偶然、壁から出てきた古代の奥義書を見てたテンゴンは、
改めて戦う決心をし、独学で究極の剣技を身につけるべく、
片腕だけの体で激しい特訓を始めた。
そして父の形見の刀で必殺技を身に付けた彼は、
再び現れた野盗たちを壊滅することに成功。
その噂は広がって人々が彼を英雄として崇めるが、
2人は宿命の仇・ルンを捜す旅に出る。

一方、チュタオとリンはとある騒がしい街にやって来ており、
チュタオは以前見かけて心に止めていた美しい娼婦を見つけ、
2人の泊まる旅館の部屋に無理矢理連れ帰った。
その娼婦を手込めにしているのを目の当たりにしたリンは
彼を殺そうとするが、逆に監禁されてしまう。
そこで彼女はチュタオやテンゴンが
自分よりも娼婦のことを思い続けたことを知り、
女として愕然とする(しかし、反省はしない)。

チュタオが何処かに行っている間、
漢族の盗賊たちが現れ、街が騒然としている中、
娼婦は呆気なく殺され、リンが連れ去られそうになるも、
たまたまそこに居合わせたテンゴンに救われる。
しかし、駆けつけたチュタオに彼女を引き渡すと、
無言でチョチンを連れて去っていく。

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一方、野盗のボス(ジャンキー)からルンは、
以前に殺し損ねた男(刀匠)が生きていることを知り、
仲間を引き連れてその一門がいる刀鍛冶場を襲う。

刀匠やチュタオたちの必死の抗戦も空しく、
絶体絶命の危機にさらされた時、テンゴン(チョチンも一緒)が現れる。

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目にも止まらぬ激しい剣戟が繰り広げられ、
剣が空を舞うその様はまるで美しいダンスの様。
激しい戦いの末にテンゴンはついにルンを凌駕、打ち負かして勝利する。
そしてテンゴンはその場から黙って去り、チュタオもまた去っていった。

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いつか私の元に戻ってきてくれると今だ信じるリンもかなりの老女。
若かりしハッピーな頃の妄想が過るも、
現実には朽ち果てた刀鍛冶場を背景に幕は閉じる。


中国映画の武侠モノのお約束として、殺された親の敵は子が復讐するもの、
僧は敬う対象、山賊・盗賊は民衆に悪さをするならず者、
剣・指南書・師匠は必須、
そして師匠の娘と身寄りのない主人公が
惹かれ合うということがあげられますが、
惹かれ合う以外はこの作品も準じた物語になっています。
余計な台詞を排除して人間の衝動や本能を生々と描いたアクション映画のため、
このお約束を踏まえて観ると、
分かりにくい描写も納得がいくはずです。
しかし、この物語の内容は「ムカつく」の一言。
単に思い込みの激しいおバカな娘が
周囲に迷惑をかけまくるだけなのですから。

女性を無視した男だけの世界。
それはそれで有りだと思うのですが、
スピード感溢れる血腥いリアルな戦いの場面が素晴らしすぎるという、
アクション映画としてかなりの秀作なだけに、
そこのところをもう少し変える、もしくは無くして欲しかったな。

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それにしても素敵な体育会系男子のオンパレードには、もうメロメロ。
特に主人公のテンゴン扮するチウ・マンチェクの精悍な顔付きと
肉体のガチムチ加減はもう最高!
そんな彼がやたら拷問されるわ、激しいバトルを展開するわで、
目が釘付けになります。
あと宿敵であるならず者の頂点・ルンの異様な雰囲気は、
まさにこの主人公と対局した存在感で、
やっぱりこういったバトルものは
主人公以上の他ならない魅力があってこそだなと、
改めて思うのでした。

それにしても冒頭に登場して惨殺されてしまった
肉付きが良すぎる僧侶には、最後まで生きててほしかったな〜

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