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ポテチの好きな映画についてと感想

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Bagdad Café/Out of Rosenheim 1987

http://file.satyricon.ni-moe.com/fe24842e.jpeg

パーシー・アドロン監督作品「バグダッド・カフェ」について

西ドイツのミュンヘン郊外の田舎町、
ローゼンハイムから観光旅行にやってきたミュンヒグシュテットナー夫妻は、
ディズニーランドからラスヴェガスの道中で夫婦喧嘩になってしまい、
夫と別れることに。
車を降りたジャスミンは、重いトランクを提げてあてどもなく
モハヴェ砂漠のはずれの国道を歩き出した。

やっとの思いでたどりついた、
さびれたモーテル兼カフェ兼ガソリンスタンド「バグダッド・カフェ」で
部屋を借りようとするジャスミンに、
女主人のブレンダは不機嫌な迷惑そうな表情を隠そうとしない。

いつも昼寝ばかりしているバーテン、自分の赤ん坊の面倒も見ずに
1日中ピアノばかり弾いている息子のサル・ジュニア、
自分勝手なハネッカエリ娘のフィリス、
そしてこのモーテルに居着いた住人達。
トラック野郎相手の女刺青師デビー、
ハリウッドから流れてきたカウボーイ気取りの画家・ルーディ、
そしてヒッチハイカーのエリックと奇妙な人ばかり。

それでなくてもみんなに始終腹を立てているブレンダは、たった今
ノロマな役立たずの亭主・サルを追い出したばかりで、
不機嫌さはもう最高潮だったのだ。
やがてブレンダは、
この薄気味悪い大女のジャスミンを追いだそうと躍起になるが、
サル・ジュニアとフェリスがいつしか失くしていた包容力を求め、
ジャスミンの部屋をしばしば訪ねては仲良さそうにしていたり、
またジャスミンの柔和な人柄と笑顔に魅かれたルーディは、絵のモデルに、と
口説き始めたりで、イライラが増すばかり。

ある日、ブレンダの留守中にジャスミンが善かれと思って
モーテルの事務所を大掃除してしまったものだから
彼女の怒りが爆発することに。
出て行け! と言わんばかりに迫った時にかわした会話をきっかけに
己を省みるのでした。
次第に表情をやわらげてゆくブレンダ。

ある朝、カフェの客相手に手品を披露し始めたジャスミン目当てに、
客が次々と「バグダッド・カフェ」にやって来るようになり、
オアシスさながら賑わい始める。
しかし、すっかりカフェの一員となったジャスミンに、
保安官から、ビザの期限切れと、労働許可証の不所持を理由に、
西ドイツへの帰国を命じられるのだった。
ブレンダを筆頭に落ち込みまくりの「バグダッド・カフェ」メンバー達。

数カ月後、ジャスミンは「バグダッド・カフェ」に戻ってきた。
歓喜で彼女を温かく迎えるブレンダ、
そして「バグダッド・カフェ」メンバー達。
そんなジャスミンに、ルーディはプロポーズする。
そして勿論、ジャスミンはそれを受諾するのだった。

http://file.satyricon.ni-moe.com/bagdad-cafe2.jpg

それでなくてもヘロヘロ状態なのに、
新たな人に関わるのは確かに面倒でもあると思う。
冒頭、不安定なアングルで始まる何とも言えない不思議な鮮やかな色合い、
そんな中で繰り広げられるこの2人の物語。

http://file.satyricon.ni-moe.com/bagdad-cafe3.jpg

ちょっとしたきっかけで
幸福感が何倍にも膨れ上がって満たしていく過程を、
まざまざとみせられて、
いつの間にか気持ちが暖かくなっている様な、
嗚呼、繋がるっていいものだなぁと独り心地てしまう、
そんな妙な魅力を持つ素敵な作品。
人間関係で嫌なことが遭った時に観ると、
必ず元気になります!....お薦めです。

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