忍者ブログ

ポテチの好きな映画についてと感想

Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > タ行 > The Tempest 2010

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

The Tempest 2010

http://file.satyricon.ni-moe.com/Tempest1.jpg

ジュリー・テイモア監督作品「テンペスト」について

ナポリ王・アロンゾー、ミラノ大公・アントーニオらを乗せた船が
大嵐に遭い難破。
一行は絶海の孤島に漂着する。
その島には12年前に弟・アントーニオによって、
大公の地位を追われ追放されたプロスペラーと
美しい娘・ミランダが魔法と学問を研究して暮らしていた。
船を襲った嵐は、12年前の復讐をするために、
プロスペラーが手下の妖精・アリエルに命じて用いた魔法の力によるものだった。

http://file.satyricon.ni-moe.com/Tempest6.jpg
http://file.satyricon.ni-moe.com/Tempest3.jpg

王の一行と離れ離れになったナポリ王子・ファーディナンドは、
プロスペラーの思惑どおりミランダに出会い、2人は一目で恋に落ちる。
プロスペラーに課された試練を勝ち抜いたファーディナンドは
ミランダとの結婚を許される。

一方、更なる出世を目論むアントーニオは王の弟を唆して王殺害を計り、
また、プロスペラーに奴隷として
こき使われてる悪魔と人間のハーフ・キャリバンは、
漂着した2人の王の家来を味方につけ、彼女を殺そうとする。
しかし、いずれの計画もアリエルの力によって未遂に終わる。

http://file.satyricon.ni-moe.com/Tempest4.jpg
http://file.satyricon.ni-moe.com/Tempest2.jpg

魔法によって錯乱状態となるアロンゾー一行。
しかし、プロスペラーは更なる復讐を思いとどまり、
過去の罪を悔い改めさせ、赦すことを決意することに。
和解する一同。
最後に魔法の力を捨て、アリエルを自由の身にしたプロスペラーは、
自分を殺そうとしたキャリバンにも哀れみを感じ、解き放すことに。


この映画はシェイクスピアの戯曲「テンペスト」を原作としていて、
国を追われた元ミラノ大公が男の魔法使いではなく、
女性となっている以外は忠実に描かれた作品です。
その "忠実さ" が、今の時代の感覚からしたら
ちょっと物足りない展開に感じてしまったのですが、
全体的な映像美、
特に妖精・アリエルの魔法の繰り出し方がとてもファンタジック、
そしてプロスペラー扮するヘレン・ミレンの
圧倒的な存在感がとても素晴らしい。
見せ場は冒頭の、
プロスペラーが嵐を起こして船を転覆させる場面でしょうか。
あと恋人同士になった2人にちょっとした演出を
魔法で夜空に繰り出す場面は、もう目から鱗状態で、
そこだけ何度もリピートしてしまう程でした。

http://file.satyricon.ni-moe.com/Tempest7.jpg
http://file.satyricon.ni-moe.com/Tempest5.jpg

何となくゲイチックな演出が垣間みれて、
例えば、ミラノ大公・アントーニオとナポリ王の弟・セバスチャンの関係とか、
妖精・アリエルの中性的な妖艶さとか、
キャリバンがマッチョな肉体をほぼ全裸で晒しているとか、
.....まぁ、私が勝手にそう感じただけかもしれませんが。
でも、ナポリ王子・ファーディナンドはあんなナヨナヨした優男でなく、
もっと凛々しい万人受けするイケメンであって欲しかったな〜と、
思った次第でございます。

そういえば、シェイクスピアの戯曲を映画化した
マイケル・ホフマン監督作品「真夏の夜の夢」も、
妖精の王・オベロンがイケメンマッチョでほぼ全裸で、
妖精・パックはやたら場末なゲイバーを切り盛りしている中年オネエな感じ、
そして妖精の女王・タイターニアに扮したミシェル・ファイファーが
ドラァグ・クィーンにしか見えないといった感じで
実にゲイっぽかったのを思い出しました。


PR

PAGE TOP