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ポテチの好きな映画についてと感想

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Another Gay Sequell: Gays Gone Wild! 2008

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1279474490

たまたまダウンロードできたゲイ映画らしきもの。
"Another Gay Sequel: Gays Gone Wild!" という映画。
和訳がないので、勝手に解釈しつつ観たのですが、これがなかなか面白い。

話の大筋は、
はっきり言ってあまり好ましからぬオネエでクネクネした主人公・ニコ、
お間抜けなガチムチ風・アンディ、美少年なメガネ小僧・グリフ、
そしてイケメンでガッチリ兄貴風・ジャロッド、
そんな高校を卒業したゲイ4人が秋の大学入学前の夏休みの終わりまでに
ゲイ・バージンを捨てるべく、
パラダイスみたいなフォート・ローダーデールビーチで
開催される "Gay gone Wild!" コンテストに繰り出して羽目はずし、
一時いろいろ試練があるものの、ノー天気にクリア、
そんでハッピーエンド。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1321279447

HIVが世界中に進行してからは、持ち前の独特なセンスを売りに
ファッションからライフ・スタイル全般までこなすお洒落なキャラとして
映画などで描かれることが多い最近ですが、
(それはそれでとても好いことです、ハイ)
やっぱり自分に対して貪欲なくらい欲を満たすことに対して自由!
他人の目なんかさほど気にしない、
そんなパワーだ、Woow!ってこそなんですよね。
下品でゴージャス、ピチカート・ファイブのお言葉さながら、
ド派手でカラフルな衣装に身を包み毒を吐くドラァグ・クイーンたち、
日頃のエクササイズで完璧に整った体格と尽きない性的指向の数々、
嫌なことが遭っても、すぐに再構築し直して前向きに進む姿には
何だかこっちまで笑いと共に元気にしてくれる、
こうでないといけないですよね〜と、.....考えるのでした。

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Eternal Sunshine of the Spotless Mind 2004

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1279021131

ミシェル・ゴンドリー監督作品「エターナル・サンシャイン」について

平凡な男ジョエルは、思いつきで髪の毛の色を染めわけるというちょっと
エキセントリックな恋人・クレメンタインと喧嘩をしてしまう。
何とか仲直りしようとプレゼントを買って彼女の働く本屋に行くが、
彼女は彼を知らないかのように扱い、目の前でほかの男といちゃつく始末。
ジョエルはひどいショックを受ける。
彼はラクーナ社からの知らせにより、
彼女が記憶を消す手術を受けたことを知る。
苦しんだ末、ジョエルも彼女の記憶消去手術を受けることを決心する。
その過程の中で、ジョエルは彼女との好くも悪くもな思い出を彷徨い、
やがてどんどん暗闇が広がる無意識下の中、彼女の記憶とともに逃亡を図り、
自分にとってどんなにかけがいのない存在だったかを思い知らされ、
手術に抵抗し始める......


ある友人からこの映画の物語を理解するのはとても大変と聞いていたので、
気合いを入れて観ましたが、そんなことない、
とても単純、そして底深〜い内容でした。
とにかく、この二人の恋愛物語も含めて、他のエピソードもとても興味深く、
いくらある瞬間、都合良く消したい部分の記憶を消せたとした後の見返りが
こんなにも大きいダメージになるとは
思いもしなかったという結果に繋がることに
ちょっと考えさせられました。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1279021206

こんな難しい物語を面白く美しいものにみせてくれた
ミシェル・ゴンドリー監督。
これまでの彼が創ったPVの面白さには昔から嵌まってましたが、
それが全部に素晴らしいところが詰まっているという感じです。
特にジョエルの記憶内の表現がもうたまらないくらい極まってて、
思わずうっとり(不気味?)してしまいました。
あとジョエルに扮したジム・キャリーの抑えた演技と
クレメンタインに扮したケイト・ウィンスレットの解放しまくった演技が凄くて
魅入ってしまいました。
そして、ラクーナ社の受付嬢・メアリーに扮したキルスティン・ダンスト。
初めの彼女の可愛い印象から、最後のズドンと堕ちる切なさには、
参りました。
パソコン使って一晩で記憶を消去できてしまうという、
よく考えたら凄い怖い......
実に有り得ないはずの物語にいつの間にか感情移入している、
それだけ魅力の詰まった映画であるといえましょう。


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