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ポテチの好きな映画についてと感想

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Fight Club 1999

http://file.satyricon.ni-moe.com/fight-club1.jpg

デヴィッド・フィンチャー監督作品「ファイト・クラブ」について

主人公の彼は保険会社に勤めるヤング・エグゼクティブ。
ここ数カ月は不眠症に悩み、さまざまな病気を抱える人々が集まる
「支援の会」に通い始め、そこで泣くことに快感を覚えるように。
そこで「支援の会」中毒の変な女・マーラに出会い、
電話番号を交換する。
出張先の飛行機で彼はマッチョでセクシーなタイラーと知り合う。
フライトから帰ってくるとなぜかアパートの部屋は爆破されており、
彼は仕方なくタイラーの家に泊めてもらうが、
タイラーは自分を力いっぱい殴れという。
タイラーはエステサロンのゴミ箱から人間の脂肪を盗み出し、
石鹸を作って売っていた。

数日後、彼とタイラーは再び酒場の駐車場で殴り合う。
次第に見物人は増え、
ついにタイラーは酒場の地下室を借りて互いに殴り合う
「ファイトクラブ」の設立を宣言する。

一方でタイラーはマーラを呼び出し、情熱的なハードセックスを繰り返す。
「ファイトクラブ」は会員が増え、全国に支部ができるまでになった。
ついにクラブは、いたずらとテロを組織的に繰り返すようになる。
タイラーはその延長線でクレジット会社のビルを爆破する計画を立てる。
彼はタイラーを阻止しようと走り回るが、なんと意外な事実が発覚。
なんとタイラーは彼のもうひとつの人格だったのだ。
かくしてタイラーは彼を凌駕しようとするがそれは阻止され、
彼は駆けつけたマーラと共に
美しく崩れ落ちるビル群を眺めるのだった。

http://file.satyricon.ni-moe.com/fight-club2.jpg

消費欲や虚栄心を刺激する情報が飛び交うこのご時世。
「高度消費社会」という名の集合体化された悪霊の念波動によって、
我々は次々と去勢されて、生きる力を失い続けている。
それに対抗するべく形成された「ファイト・クラブ」。
信条、お互いを殴らせ合うこと。
方向性は他者には向かない「自己破壊」であり、
「暴力」では決して、ない。
与えられた痛みによって自己を相対化できる。
そんなことでマッチョさを取りもどそうと足掻く若い男たち。
その戦いがどんどんエスカレートして、
自己滅却から文明社会を崩壊させる
テロへの志向へと転がり落ちてゆくのと同時に
主人公の分裂していた2つの人格が
1つになるまでの過程を描いている物語。

http://file.satyricon.ni-moe.com/Fight-Club3.jpg

ストレートすぎてどうかとはじめは思ってましたが、
確かに、ここまで極端にならずにしろ、必要なのかな〜と、
あと、ラストのあれほど自己への直面化を拒否していた主人公が、
自分を見つめなおして、
自らの自我をコントロールしようとし始める瞬間、
その時の精悍な顔つきは実に惚れ惚れする。
死に際でというのがとても切ないが、
光輝くほどの充実さが伝わってくる。



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