2010/07/19 Category : ア行 Another Gay Sequell: Gays Gone Wild! 2008 たまたまダウンロードできたゲイ映画らしきもの。 "Another Gay Sequel: Gays Gone Wild!" という映画。 和訳がないので、勝手に解釈しつつ観たのですが、これがなかなか面白い。 話の大筋は、 はっきり言ってあまり好ましからぬオネエでクネクネした主人公・ニコ、 お間抜けなガチムチ風・アンディ、美少年なメガネ小僧・グリフ、 そしてイケメンでガッチリ兄貴風・ジャロッド、 そんな高校を卒業したゲイ4人が秋の大学入学前の夏休みの終わりまでに ゲイ・バージンを捨てるべく、 パラダイスみたいなフォート・ローダーデールビーチで 開催される "Gay gone Wild!" コンテストに繰り出して羽目はずし、 一時いろいろ試練があるものの、ノー天気にクリア、 そんでハッピーエンド。 HIVが世界中に進行してからは、持ち前の独特なセンスを売りに ファッションからライフ・スタイル全般までこなすお洒落なキャラとして 映画などで描かれることが多い最近ですが、 (それはそれでとても好いことです、ハイ) やっぱり自分に対して貪欲なくらい欲を満たすことに対して自由! 他人の目なんかさほど気にしない、 そんなパワーだ、Woow!ってこそなんですよね。 下品でゴージャス、ピチカート・ファイブのお言葉さながら、 ド派手でカラフルな衣装に身を包み毒を吐くドラァグ・クイーンたち、 日頃のエクササイズで完璧に整った体格と尽きない性的指向の数々、 嫌なことが遭っても、すぐに再構築し直して前向きに進む姿には 何だかこっちまで笑いと共に元気にしてくれる、 こうでないといけないですよね〜と、.....考えるのでした。 PR
2010/07/18 Category : ラ行 The Lord of the Rings 3部作 2001-2003 ピーター・ジャクソン監督作品「ロード・オブ・ザ・リング 3部作」について 各メディアのファンタジー作品の原点とされる「指輪物語」。 小説では中学生の時に夢中で読んでたあの難しい世界観を、 まさか映像化するとは! 公開された2001年当時、見事な創作に感動しまくった記憶があります。 今週、勝手ながら「ロード・オブ・ザ・リング 」週間とし、 ロングヴァージョン3部作を立て続けに観直して、 改めて感動のしまくっている今日この頃の私がここにいます。 子供が観ても楽しめるようになってますが、やはりこれは大人の物語。 とても深い人間の性というものを考えさせられます。 登場するホビットたちの様に、 のどかで自然と共存する生活が好ましいと知りつつも、 反面、欲望も強くいつの間にか犠牲をつくってしまっている人間という種族。 冥王「サウロン」の指輪の魔力で サラッと堕落するのはいつも人間というのもあって、 アラゴルンほどの出来た人でない限り、 この世界全体における平和というのは難しいのかな。 現在の各国の代表達をこの物語の人間の王達に置き換えたら、 同じように悪の魅力に取り憑かれて指輪の幽鬼「ナズグル」になるのは 目に見えてしまうもの。 とにかくホビットよろしく、 慎ましく生きて行くことを良しとしなければ!! ....でも、やっぱり難しいかも。 ちなみに「旅の仲間」第1部に登場する悪鬼「バルログ」という 魔法使いのガンダルフを危機に追いやる悪いやつですが、 個人的に一番大好きなキャラクターです。 もし私が俳優として「ロード・オブ・ザ・リング」の舞台に立つとして 配役を自由に決めて良いってことになったら、 真っ先にこのバルログ役でしょう。 第二候補はサロモンの手下になる白の魔法使い「サロモン」かな。 ....嗚呼、悪の魅力に取り憑かれている。 こんな私は真っ先に堕ちそうだな。 ちなみのちなみに別の意味で一番好きなキャラクターは、 ローハンの王・セオデンの甥である騎馬隊の隊長・エオメル。 断然カッコ良過ぎますし、女性にあまり興味なさそうな硬派な感じが、 かなりそそります。 (だからといって、彼がゲイだと微妙かも.....) ボロミアの弟・ファラミアも良いけど、エオウィンと結婚してしまうしな〜
2010/07/18 Category : サ行 Smokin' Aces 2006 ジョー・カーナハン監督作品「スモーキン・エース」について ここのところ現実逃避の気が再発したのか、また映画をよく観ます。 しかもノアール系、マフィアとかギャングとかでの激しいアクションもの。 緊張感がバリバリなハズなのに、なんか抜けてる殺し屋とか クールなはずなのに凄く人間臭いとか、そういうのに最近手を出しています。 そして今回は「スモーキン・エース」。 話の発端は通称「エース」といわれるラスベガスのマジシャンが あるマフィアを裏切るところから始まります。 彼の潜伏先のゴージャスなホテルに、 マフィア壊滅に向けて彼に証言させるべく保護するために乗り込むF.B.I.や 賞金目当てに世界中から集まった殺し屋が続々と向かい、ドンパチドンパチ 壮絶なバトル・ロワイヤルへと発展していくのですが、 最後のあっけにとられる顛末が待っていて、少し切なかったりします。 冷酷非情なマフィアの人や殺し屋さんも人間なんだなとか、 結果のためには手段を選ばないお国の役員たちの冷酷さが逆に怖いなとか、 なにはともあれ、出てくる殺し屋さんたちがそれぞれクセがあって 人間群像劇としてとても面白かったけど、せっかくだったら 香港映画などで味に肥えてしまったせいか、もっとアクション・シーンで 凝った演出があったらもっともっと面白かったのにな〜と思ったのでした。 それにしても、女の殺し屋役になっていたアリシア・キース。 こんなに美しかったでしょうか!? もっと彼女のアクション・シーンが特にあったら賛辞を贈ったのに、 実にもったいないです。 あとさり気なく私の好きなラップのコモンが出演してて、惚れ直しました。 ちなみに、アリシア・キースの一番好きな曲は "You Don't Know My Name" です。