2010/07/28 Category : リュック・ベッソン The Dancer 2000 リュック・ベッソン製作/脚本による「ダンサー」について ニューヨークでダメ男の兄と暮らし、 土曜の夜はクラブでDJたちの挑戦を受けて踊るインディア。 彼女は並外れたダンスの才能を持つが、口をきくことができない。 ところがブロードウェイ出演をかけたオーディションで、 彼女はそのハンディだけを理由に落とされてしまう。 すっかり落ち込んでいた時、才能ある若き科学者・アイザックに出会う。 彼はインディアのために、 「動きを音に変える装置」を開発すると申し出るが... 五体満足に動けたり、見たり、聞いたり、話せたりと、 当たり前にできるのを前提にしていて、 それがとても幸せなのだということを 気付き忘れてしまっている今日この頃。 人に伝えたいのに伝わらないもどかしさは、かすかでさえも辛いのに 皆無となると、そのままならきっと私なら気が狂ってしまうだろうから、 絵を描いたり、文を書いたり、手話とか、 その時はもう必死になると思います。 この物語の主人公は会話ができない代わりの手段として、 ダンスをします。 前向きなんていう余裕がなくて、ただただひた走る姿はもう感動の一言で、 とくに最後の場面のダンスシーン、 温かく見守ってきた人も、そうでもない人も、 みんながみんな、彼女のダンスの会話を通じてひとつに合わさった瞬間、 なんだか、凄まじいエネルギーが 一気に解き放たれていく様が素晴らしかったです。 何かしらのアクションごとに魂が込められることを 知ってて意識しなかった日々でしたが、 それではいかんなと、大いに反省させられたのでありました。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword