2010/07/18 Category : ペドロ・アルモドバル Bad Education/La Mala Educación 2004 ペドロ・アルモドバル監督作品「バッド・エデュケーション」について ある若手の映画監督・エンリケのもとに、 かつての親友・イグナシオを名乗る青年がやって来る。 舞台俳優だというその青年は、 自らがしたためた脚本を手渡して去っていった。 そこには、エンリケが少年時代を過ごした 神学校で彼との親密な悲しい記憶が描かれていた。 何か胡散臭い、疑惑、愛憎、神父による性的虐待、 複雑な人間関係、そして顛末。 この監督らしい色鮮やかな色彩の中で、 独特でグロテスクな世界が繰り広げられます。 物語はさておき、ガエル・ガルシア・ベルナルの女装姿に目を見張ります。 ゴルチエのビッチでゴージャスなドレスが映える映える! あと同監督作品「トーク・トゥ・ハー」の主人公だったハビエル・カマラが、 おばちゃんみたいなオカマに扮していて、 その言動がもう可笑しくて可笑しくて! スペイン人の気質でしょうか、この監督作品は、いつもそう。 シリアスな展開ほど陽気さが浮き彫りにされて、観終わると割とサッパリ。 そして何故が色彩の赤い印象が残ります。 不思議です、はい。 それにしても映画上映時とDVDのエンディングが若干違うのですが、 何故でしょうか? 私は映画上映時の少し歪んだ表情の エンリケ・クローズアップ・ヴァージョンが リアリティがあって好きなのですが.... PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword