2010/08/12 Category : カ行 Catwoman 2004 ピトフ監督作品「キャットウーマン」について ペイシェンスはシャイで感じやすい芸術家タイプのグラフィックデザイナー。 そして会社でもプライベートでもいまいち自分に自信が持てない女性。 ある日、ペイシェンスが働いている化粧品会社「ヘデア・ビューティー社」が 革命的な老化防止商品の発表を控えていた際、 彼女はその商品に関する驚くべき秘密を立ち聞きしてしまい、 何者かに追われるうちに命を落としてしまう。 その時、彼女はエジプトの猫神「マオ・キャット」の力によって甦る。 目を覚ましたペイシェンスは、猫のように驚異的な反射神経と跳躍力を持つ、 自信に満ちたキャットウーマンとなっていた! 自分を殺した相手と理由を探るうちに、 ペイシェンスはヘデア社の恐ろしい陰謀を知ることに。 コスメもの業界、スーパーモデル、女同士骨肉の戦い、 スレンダーマッチョなイケメン刑事.... これほどの己の「オカマ心」をくすぐる映画は久しぶりであります。 挑発的で過激な衣装もさることながら、 ビシビシ音を立ててムチを振り回す様は、 まさに女王様! ムチで痛めつけられている悪役男連中も、どことなく嬉しそう.... しかも極めつけの "ハル・ベリー" vs. "シャロン・ストーン" の殴り合いシーンなんて、 「女優の意地」を懸けたって感じの気合いが伝わってきて、 もの凄く不思議に得をした感じがします。 私としてはかなり見応え十分な映画なのですが、 なぜ世間ではあまりウケないのか、実に不思議であります。 こんなにハル・ベリーが格好好く、 男以上にセックスアピールしているにも関わらず。 PR