2010/07/16 Category : ハ行 Punisher: War Zone 2008 レクシー・アレクサンダー監督作品 「パニッシャー:ウォー・ゾーン」について パニッシャーはこうでなきゃ!! 冒頭のマフィアの皆殺しに始まり、 後半には、この映画のラスボス “ジグソウ” が潜むアジトをパニッシャーが急襲。 「これでもか!」と連発される銃撃の嵐。 頭部が撃ち抜かれて破裂の連続と、お子様には絶対みせてはいけない 血肉まみれのゾンビ映画並みなスプラッター演出。 不謹慎極まりないのは存じているのですが、もう気分爽快。 これぞ、死刑執行人の仕事の在り方といえよう。 しかしこのパニッシャー、なんだか彼の存在や言動が、どうも「9.11事件」後、 現在、テロに対してのアメリカの精神状態を代弁しているように感じる。 冒頭のマフィアの皆殺しの際、知らなかったとはいえ、 FBIのおとり捜査官を誤射してしまったことに対して、 パニッシャーの憔悴する姿が、 アメリカの軍隊そのものを表しているかのようにみえるし、 最後にその捜査官の奥さんがパニッシャーに 「あなたのやったことは正義よ」と告げる言葉は、現実のアメリカの人々が、 何より正当性を願っている言葉のような気がして、なんだかなんだか 自虐的批判要素も見て取れる、 そんな政治映画的な雰囲気が下地にされているような。 思わず私も「正義」と言いたいところだけど、 やってることを冷静に考えると、やっぱり無理があるにじゃないかなと 賛同しかねますが、パニッシャーに関しては大いに結構、 彼は正義のヒーローです、はい。 それにしても、パニッシャー扮するレイ・スティーヴンソン(左)がもう、 私の中では彼以外考えられないくらい、この役に嵌まりまくってて、 前回のパニッシャー役だったトーマス・ジェーンも格好好かったですが、 セクシーさのレベルの桁が違う、もう、なんといえば良いのやら、 ....言葉にできません。 早く彼の次回作が観たい、ただそれだけです。 ちなみに上の素敵な男2人にはさまれている女性はこの映画の監督。 こんな可愛らしい人がこんな映画をっ!! って感じですが、 元空手世界チャンピオンの格闘家でもあるプロフィールで納得しました。 彼女の次回作も観たい、できればこのパニッシャーの続編を望みます。 ちなみのちなみに右の彼はパニッシャーのスタントマンです。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword