2012/04/19 Category : ハ行 Paranormal Activity 2010 オーレン・ペリ監督作品「パラノーマル・アクティビティ」について とある一軒家で幸せに暮らす若いカップル、ミカとケイティー。 2人は夜な夜な怪奇音に悩まされていた。 自分たちの家に起こっている “何か” を確認するため、 その正体を暴くべく、ミカは高性能ハンディーカメラを購入する。 彼らは昼間の生活風景や夜の寝室などの生活の一部始終を ビデオカメラで撮影することに。 2人が眠りについた真夜中に一体何が起きているのか。 そのビデオには衝撃の映像が映っていた。 ドキュメンタリー風表現手法で撮影されたということで、 かなりのリアル感でもっての怖さが味わえる映画でした。 そういえば、映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」も 素人の撮影者という設定でした。 あの作品も張りつめた緊張感が続く中で、 次の瞬間、ドーン!って来て、それが凄く衝撃的というか、 意味不明なまま置き去りにされた様な感じで怖かったな。 よくある、来るぞ〜来るぞ〜、ほら来たーーー!っていうのは、 私にとってはもう定番になりすぎているので、 この斬新さが凄く好かったです。 しかし、男ってどうしてこういう状況なのに妙な自信が持てるのか 不思議でなりませんって、自分も男なんですけど、 私は間違いなく、そう挑んだりなんてしません。 あと、この物語の恐怖なモノに関しては、宗教的な違いからか、 "怖さを味わう" という意味では、 キリスト教徒の人が観るよりも損をしていたかもしれません。 ちょっと悔やまれます。 この映画のDVDにはエンディングが2ヴァージョンあって、 元々のオリジナルのと、あのスティーヴン・スピルバーグ監督の 絶賛、助言を得て変えられた本編となっているものがありましたが、 断然、その本編が凄く良くて「ウワァーーーーッ!」と驚かされました。 でも私として最期の場面は、笑わずに少し悲しみを帯びて 放心していてほしかったです。 その方が奇妙な切なさが生じて、より脳裏に焼き付きそうに思うのですが、 他に観た人はどうでしょうか。 ちなみに、このDVDの特典で稲川淳二氏が解説をしているのですが、 不謹慎にもかなり笑えます。 PR