2012/07/03 Category : アモス・コレック Fast Food Fast Women 2000 アモス・コレック監督作品「ファストフード・ファストウーマン」について ニューヨークのダイナーでウェイトレスとして働くベラ。 カフェにはいつもの常連が集まり、彼らの話を聞くのも日課のひとつ。 35歳の誕生日を迎える彼女は、 10年以上も妻子持ちの舞台演出家と不倫関係を続けている。 そんなある日、母親の紹介でブルノという売れない作家の男とデートする。 食べていくためにタクシーの運転手もしている彼にある日、 別れた妻の子供の面倒をみるハメに。 2人は意気投合、体の相性もバッチリ!.....互いに惹かれ合います。 しかし、行き違いからスレ違いとあざとく繰り返してしまい、 上手く進まない。 35歳の誕生日も、ベラはブルノに連絡を取ろうと試みるが留守電。 おまけに、暴漢に襲われていた老女を助けようとして、 逆にコテンパンにやられる始末。 しかし、そのことが思わぬ幸運を呼ぶことになろうとは..... そんな成り行きとともに、ニューヨークならではの いろいろな関わり合う人たちの群像劇です。 緊張すると上手くしゃべれなくなる北欧出身の美しい娼婦とか 新聞広告で出会った老いた男と女による大人過ぎるの駆け引きとか のぞき部屋の高学歴なヌードモデルに恋する老いた男とか、 主人公筆頭に、魅力的で可笑しくも 真面目に生きてる人たちのオンパレード。 そんな人たちがいろいろ乗り越えたりして、 ハッピーな方向に人生軌道が修正されると、 すごく安心して私までハッピーな気分にさせてくれます。 同時に、人それぞれ、何かしら抱えて生きてるんだよねと、 人間関係で行き詰まりを感じたりしたことについて、 緩和してくれもします。 .....嗚呼、なんて好い映画、おすすめです。 「サム・サフィ」に続く私のバイブル映画です。 PR