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ポテチの好きな映画についてと感想

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Eragon 2006

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1333726279

シュテフェン・ファンマイヤー監督作品「エラゴン 〜遺志を継ぐ者」について

かつてアラゲイシアは、エルフやドワーフが人間と共存する平和な土地だった。
この長年平和を維持してきたのは、ドラゴンにより選ばれて心を交わし、
強靭な体と鋭い知性、よく利く五感、
そして魔法の力と長寿を授けられたドラゴン・ライダーたち。
しかし、ダークサイドに堕落したある一人のドラゴン・ライダーのために、
平安の時代が終焉を迎えることに。

そのドラゴン・ライダーであったガルバトリックスは残忍な王となり、
配下に強力な暗黒魔術を誇るシェイドのダーザを筆頭に邪悪なモノたちを従え、
今やアラゲイシアは帝国として彼の圧制下にあった。
敵対するのは、住んでいた土地から追われたエルフ一族やドワーフ一族、
そして人間たち。
彼らをまとめ、結成された指導者・アジハドを中心とする反乱軍・ヴァーデン。
しかし、現状は帝国の軍事力はあまりに強大で、
身を隠して機を伺うに留まっていた。

とある辺境の村にエラゴンという少年が住んでいた。
伯父のフロスガーにその息子・ローラン(エラゴンの2歳年上の兄貴風)と
家族同様に育てられてきた彼は、
ある日の森の中での狩りの途中で輝く青い石を見つけた。
実はその石はエルフ族の王女・アーリアが敵の手に落ちる直前、
空間転送したドラゴンの卵だった。
やがて雌のブルードラゴンのサフィラが卵から孵った。
飛ぶことを覚えてから雷に打たれたりしてどんどん成長していくサフィラ。

何年か経って、ローランが帝国の徴兵から逃れるために独り旅立ち、
傷心気味なエラゴンが村でウロウロしていた時、
村の変なおじさん・ブロムがドラゴンの話をしているのをたまたま耳にし、
ドラゴンとドラゴン・ライダーと呼ばれる種族が
この国を平和に統治してきた歴史を教わることに。
一方、サフィラ誕生を感知したガルバトリックス王が
新たなドラゴンの成長を阻止しようと差し向けた刺客・ラーザックにより、
フロスガーが惨殺された。
エラゴンは殺された伯父に復讐を誓い、サフィラと共にブロムに導かれ、
反乱軍・ヴァーデンの本拠地へと旅立つことなった。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1333726324
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1333726357

ブロムはエラゴンに、
かつてドラゴン・ライダーであったことを明かし、
エラゴンもライダーとして選ばれたこと、
そしてその技を初歩から教えていく。

旅の途中で、妙な占い師の女に不吉な予言を言われてスルーしたり、
敵襲に遭い、まだ未熟ながらも魔法が使えてしまったり、
いろいろと困難に出くわして、
もう少しでヴァーデンの元にというところで、
エルフ族の王女・アーリアがガルバトリックス王の要塞都市・ギリエドに
監禁されていると夢で知り、
無謀にもエラゴンはサフィラと共に彼女を助けに行ってしまう。
結局、彼女を助け出すことには成功したものの、
駆けつけたブロムが身代わりに刺し殺され、
己の無謀さと力の無さに嘆くエラゴン。
彼を葬った後、アーリアとヴァーデン本拠地までの道案内を買って出た
謎の青年・マータグと共に、サフィラに見守られながら
その地を目指すことに。

その後、ヴァーデン本拠地にて、
乗り込んだ黒魔術師のダーザ率いる帝国軍との合戦へと展開するのですが、
とにかく、合成映像に全く違和感なく自然に入り込めてしまえたのが
とても素晴らしかったです。
ドラゴンが戦闘機の様にヒュンヒュン飛びまくる場面は
とても気持ちが良かったな〜
そのドラゴン、サフィラのエラゴンを想いやる女性特有の優しさが
とても心地よく描かれていて、
役者として1番だったなと思いました。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1333726395

こういったファンタジーもの特有のご都合主義的に感じてしまうのは、
短い時間内でまとめてるから仕方がないのかもしれませんけど、
ドラマティックな場面、
例えば、伯父のフロスガーやブロムが亡くなってしまった場面とか、
戦いの後で瀕死状態のサフィラにエラゴンが自分の命を魔力に変えて
回復させる場面など、感情移入バリバリで浸りまくる私としては
もっとスローなテンポで観たかったです。
物語がとても面白いので、はやく第二作目が観たいな〜

ちなみに私の個人的な萌えポイントは、
エラゴンと従兄弟のローランの絡みです。
(絡みといっても仲良さそうにチャンバラやってるだけですけど)
今後はローランがエラゴンにどう絡むのかな〜と待ち遠しい
今日この頃でした。


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Terminator Salvation 2009

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332432494

McG監督作品「ターミネーター4」について

地球上のあらゆる都市が、人工知能に目覚め、人類に反旗を翻した
超高性能コンピューターネットワーク「スカイネット」による
核攻撃を受けた "審判の日" 後の荒廃した2018年。
スカイネット率いる機械軍は、いよいよ人類に対する
最後の総攻撃を仕掛けようとしていた。

"審判の日" を生き延び、抵抗軍の部隊長となったジョン・コナーは、
スカイネット研究所での機械軍との抗戦の最中、
スカイネットが人々を生け捕りにし、
生体細胞を複製しようとしている事実を掴む。
スカイネットはついに、民間潜入型ターミネーター
"T-800" の開発に着手していたのだ。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332432567

同じ頃、レジスタンス本部にて、アシュダウン将軍ら司令部が
スカイネット総攻撃の計画を企てていた。
ジョンはその目的がスカイネットが秘密裏に遂行しようとしている
"暗殺リスト" の阻止にあると知るが、そのリストには自分の名前、
そして最重要ターゲットとして "カイル・リース" の名前があったのだった。

一方、ロサンゼルス郊外の荒れ野原でひとりの男が目を覚ました。
男の名はマーカス・ライト。
目を覚ます前の記憶を一切を失っていたマーカスは
荒れ果てた光景に驚きを隠せない。
と、そこで汎用殺人型ターミネーター "T-600" に遭遇。
マーカスは窮地に陥るが、その場に居合わせた孤児の少年に命を救われる。
同じく孤児で口が利けない少女・スターと共に、
戦禍を生き延びてきた少年。
彼こそが、スカイネットの最重要ターゲットにして、
後にジョンの父となるカイル・リースだった。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332432708

彼らと行動を共にすることになったマーカスは、
ある晩短波ラジオでレジスタンスの決起放送を耳にする。
「君たちは決して孤独ではない」そう、呼びかけているのは、
密かに人々の間で「救世主」として伝説となっているジョンの声だった。
カイルに抵抗軍のことを聞いたマーカスは、
カイルとスターを連れてジョンの元へと急ぐも、
途中で立ち寄ったコンビニ廃墟で2人は機械軍に捕獲されてしまう。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332432798
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332432824

必死に追いかけたものの、逃してしまったマーカスは、
途中で助けた抵抗軍の女戦士・ブレアと共に
ジョン・コナーのもとへと向かう。
そこでマーカスは初期型のターミネーターであることが判明。
初めは機械軍の手先として抵抗軍に捕獲されたマーカスだったが、
彼は心が優しいと信じるブレアは彼とともに逃亡、
後にジョン・コナーと共通の目的である "カイル奪還" に向けて、
各々がスカイネット本部に襲撃をかけることに。

激闘の果て、ジョン・コナーとマーカスはカイル・リースの救出に成功。
しかし、その過程で心臓に傷を負ったジョン・コナーのために、
マーカスは自身の臓器移植を申し出る。
人類の未来は、サラ・コナーの警告からすでに書き換えられていた。
そして、更なる人類とスカイネットの激闘は続くのであった。


ターミネーター・シリーズにしてこの映画は、
"1" でカイル(人間)対、怖ーいターミネーター(シュワちゃん)の攻防、
”2” で優しいターミネーター(シュワちゃん)対、液体ターミネーターの攻防、
”3” は観ていないので置いといて、この "4" 作目ですが、ちょっと複雑です。

過去に戻ってサラ・コナーをターミネーターから救い、
父となる少年のカイル・リースと、
大人になった息子のジョン・コナーの奇妙な取り合わせの間に
初期型ターミネーターのマーカスが同じく肩を並べるという
不思議な人間模様がとても面白いです。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332432889

ジョン・コナーとマーカス対、恐ろしい機械軍のターミネーターたちとの
激しい攻防の場面は引き込まれてしまうくらいに
素晴らしいアクションでしたが、
1番の活躍はなんといっても ”スターちゃん" でしょう!
口が利けない分、感覚が優れているのか、
その場の空気を上手に読んで1番適したことを成して、
みんなを助け、最後のスカイネット本部爆破の要になります。

ただ、ターミネーターの怖さは十分理解するも、
印象があまり残らなかったかな?
やっぱりターミネーターといったら、
アーノルド・シュワルツェネッガーって感じなので、
(少しだけ全裸で出てきましたけど)
実は "T-800" 完成してましたみたいな感じで、もっと邪悪に暴れまくって
人間たちを困らせてほしかったなと思いました。
あと、クリスチャン・ベールが扮したジョン・コナー、
ちょっと感情的になり過ぎな気が。
まだ若いからなのかもしれませんけど、
救世主なんだから、
もっと悟りまくった賢者の様に冷静であってほしかった。

でも物語の展開はとても面白かったし、何より、
マーカスに扮したサム・ワーシントンが
実に素敵な男っぷりの好演でよろめきましたけど、
やっぱり ”スターちゃん" 、彼女の存在あってこそでしょうか。
私としては。


Alice in Wonderland 2010

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332249660

ティム・バートン監督作品「アリス・イン・ワンダーランド」について

夜ごと眠るとみる夢の中の不思議な国での冒険から13年後。
19歳となり、最愛の父親を亡くしたアリスは、
とあるパーティに出席していた。
しかしこの催し、実はアリスの母と姉が極秘裏に企画した
彼女の婚約パーティだった。
アリスは貴族の御曹司・ヘイミッシュ(退屈男)から求愛されるも、
突然の出来事に混乱してその場から逃げ出してしまう。

そんな時、アリスは懐中時計を持ったチョッキ姿の白ウサギを発見。
その後を追って、穴に転がり落ちた辿り着いた場所は
幼少時代に訪れた不思議の国だった。
しかし、平和だった不思議の国は13年前とは一変しており、
今は赤の女王に支配された暗い世界と化していた。
“預言の書” には、救世主が現れてこの暗黒時代を終わらせるとあり、
その救世主はアリスだと知らされるも、
芋虫のアブソレムは、アリスを “偽者” と疑う。
なぜなら、彼女は幼い頃にこの地で冒険を繰り広げたことを
すっかり忘れていたから。
そこへ、赤の女王が放った怪物・バンダースナッチが突如現れ、
彼女たちに襲いかかった。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332249702
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332249756

危機一髪で難を逃れたアリスは、チェシャ猫の案内で、
帽子屋・マッドハッターと出会う。
かって彼は白の女王御付の帽子職人だった。
赤の女王が操る怪物・ジャバウォッキ—によって、
白の女王は国の統治者の座を追われ、
その際統治者の証しとなる "ヴォ—パルの剣" を奪われてしまった。
赤の女王へ復讐を誓ったマッドハッターは、
まずは白の女王にお目通りをということで、救世主のアリスを連れ、
そのもとに向かった。

一方、“預言の書” を手に入れ、
アリスが救世主だと知った赤の女王は超激怒、
臣下・ハートのジャックに彼女を生け捕りにするよう命令を下す。
そして、白の女王のもとに向かうアリスとマッドハッターを発見、
そして襲撃。
機転を利かせてマッドハッターはアリスを逃がし、
身代わりで囚われることに。
しかしアリスは彼や他の仲間たちを救出するべく、
赤の女王の城に向かった。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332249783

なんだかんだと危険を冒すも、
仲間たちを救出させるきっかけの騒動を起こし、
統治者の証 “ヴォーパルの剣” を取り戻すことに成功したアリスは
白の女王へ献上。
こうして白の女王のもとには、救世主が身に付ける鎧一式、
そしてヴォーパルの剣が揃った。
アリス自身、いろいろ躊躇するも、最後には己の力を信じ、
この世界を赤の女王の支配から解放するため、
彼女の妹である白の女王やマッドハッターたちと共に
赤の女王に戦いを挑むことに。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/e5b21aa450b596bc2d2c1b78a13c4a4f/1332249813

とにかく、この監督ならではの独特な世界観がとても素晴らしく、
特に登場するキャラクターたちの個性の "変さ" が抜群でとても愛らしい。
特にムチムチな双子のトウィードルダムとトウィードルディーの存在が
もう...(溜め息)可愛い過ぎます!!
あと、いつも腕がW文字になってる優雅な白の女王に扮したアン・ハサウェイや
原作と違って、いたってマトモなマッドハッターに扮した
ジョニー・デップも素晴らしかったけど、
ヘレナ・ボナム=カーターが扮した赤の女王の存在が私の中では1番で、
彼女の恐ろしい口癖  "Off With her Head! (首を斬れ!)" や、
ブタの腹に足を乗せる姿にはグッときました。
最後の自分を好いていると思っていたのに
拒絶したハートのジャックと共に追放というのは、
彼女にとってはかなり惨い罰だなと、
少し可哀想にも思いましたが仕方がないですね。
そして、チェシャ猫。
生まれ変われるならあんな猫になりたいと思うのは、
私もかなり変なんでしょう。
そんなこんなで、観ているだけでも楽しめる物語です。

変人すれすれなアリスにとって、
現世の社会はとても脅威であり、
うまく馴染めないものでしたが、
この不思議な国での体験を通じて大きく成長し、
立ち向かっていく姿には惚れ惚れします。
変人万歳!!
これこそがこの映画のテーマでしょうか。


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